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マンゴー出荷始まる 沖永良部島

7/26(水) 13:00配信

南海日日新聞

 鹿児島県沖永良部島でマンゴーの収穫、出荷が始まった。6月下旬に島内で誘殺が確認された果樹・果菜類の害虫ミカンコミバエの影響もなく、生産者からは「収穫シーズンを無事に迎えられ、うれしい」と安堵(あんど)の声が聞かれた。

 沖永良部島のマンゴーは開花から約120日間で収穫期を迎える。和泊町経済課や沖永良部果樹生産組合(西賢一郎組合長)によると、今期産は2~4月にかけて夜の気温低下など気候の影響で、平年と比べて約2週間収穫が遅れた。果実の出来栄えは「花がつかない木も見られた昨年に比べると収穫の量、味ともに上々」(西組合長)という。

 マンゴー栽培歴10年になる和泊町喜美留の村山一隆さん(76)は今月中旬に収穫作業を開始した。日中はハウス内の気温が約40度に達するため、通常、作業は早朝か、夕方に行う。村山さんは「ミカンコミバエ(の誘殺)が島内で確認されたと聞いた時はどうなるかと心配したが、収穫が始まり一安心。出来はまあまあ。多くの人に味わってほしい」と笑顔で話した。

 和泊、知名両町によると島内のマンゴー農家は現在約100戸。全て個人販売で15年度は出荷量37.4トン(和泊18.4トン、知名19.0トン)、生産額約9350万円(同4600万円、同4750万円)だった。

奄美の南海日日新聞

最終更新:7/26(水) 13:00
南海日日新聞