ここから本文です

スズキもシリコンバレーにAI拠点、トヨタとの連携は?

7/26(水) 16:25配信

ニュースイッチ

「独自開発にも挑戦しないと協業しても技術が身につかない」(鈴木社長)

 スズキが米カリフォルニア州シリコンバレーに駐在員事務所を開設したことが明らかになった。世界のイノベーションの中心として脚光を浴びるシリコンバレーに人材を派遣し、自動運転や人工知能(AI)、コネクテッドカーなど自動車の先進技術について情報収集する。有力なベンチャーとの協業や出資の可能性も模索する。

 現在は数人の技術者が駐在し、情報収集活動を展開している。具体的なプロジェクトがスタートすれば、拠点の法人化も検討する。シリコンバレーにはトヨタ自動車やホンダなど主要自動車メーカーの進出が相次いでおり、スズキもこれに追随する。

 鈴木俊宏スズキ社長は「環境や安全技術の重要性が高まる中、単独ですべてに取り組むのは難しい」との見解を示し、2月にトヨタと業務提携した。一方で、「独自開発にも挑戦しないと協業しても技術が身につかない」とし、7月1日付の組織改正では開発本部にコネクテッド事業プロジェクトを新設した。

 シリコンバレーには、トヨタが2016年1月にAI研究・開発子会社を新設。ホンダは今年4月に現地の研究所を法人化し、他社との連携強化に乗りだした。ヤマハ発動機も新会社を設立し「ロボティクス」など事業領域の拡大を目指している。

最終更新:7/26(水) 16:25
ニュースイッチ