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アウディとBMW、DTMの将来を分析へ。メルセデスの撤退がDTMに与える影響、そして電気自動車の重要性とは?

7/26(水) 17:16配信

motorsport.com 日本版

 月曜日、メルセデスは2018年限りでDTM(ドイツツーリングカー選手権)から撤退し、2019/20年シーズンよりフォーミュラEに参戦することを発表した。

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 旧ドイツツーリングカー選手権時代から長年に渡り参戦を続けてきたメルセデスだが、2019年からはアウディとBMWの2メーカーのみが参戦を続けることになる。

 過去には、2005年にオペルがDTMから撤退し、その後2012年にBMWが参戦するまで、メルセデスとアウディの2メーカーのみが出場していた。

 メルセデスの撤退を受けて、アウディとBMWは彼らの選択肢を考慮しなければいけなくなったが、アウディは、ツーリングカーレースはモータースポーツ全体にとって”必要不可欠”で重要なものだと念を押している。

 アウディの代表であるディーター・ガスは、「我々は、2018年シーズンをもってメルセデス・ベンツがDTMから撤退することを残念に思っている」と話した。

「現時点では、アウディやDTMへの影響は明らかになっていない。国際的なトップクラスのツーリングカースポーツの一員でいるということは、アウディがモータースポーツに出場していく上で必要不可欠なことだ」

「今は全員でこの新たな状況を分析し、解決策や選択肢を見つけなければならない」

 またBMWの代表であるイェンス・マルクアルトはこう話した。

「2018年限りでメルセデスがDTMから撤退すると聞いて、とても残念だ。しかし我々は、今はこの状況を考える必要がある」

電気自動車シリーズの重要性

 メルセデスのDTM撤退に遺憾の意を示したアウディだが、メルセデスがフォーミュラEに参戦することにより、電気自動車シリーズの重要性が高まっていることが強調されたと考えている。

 今月初めには、アウディは第4シーズン(2017/2018シーズン)よりアプト・シェフラー・アウディ・スポートのエントリーを引き継ぐことを発表した。一方BMWは、第5シーズン(2018/2019シーズン)からワークス参戦することを明らかにしている。

 アウディの代表であるガスは、「メルセデスがフォーミュラEに参戦することを歓迎する」と語った。

「ドイツの素晴らしい3メーカーがフォーミュラEに参戦するのだから、電気自動車のシリーズの重要性が示されていると考えている」

Jamie Klein