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新たな火種?韓国映画「軍艦島」が公開

7/26(水) 18:15配信

ホウドウキョク

映画「軍艦島」が韓国で今日公開

日本に統治され、強制労働させられた時代を描いたと主張する、韓国映画「軍艦島」が今日韓国で公開された。

映画「軍艦島」が新たな火種になってしまうのか?

このアクション映画の舞台は、2015年にユネスコ世界文化遺産に登録された長崎県の端島、通称「軍艦島」。

1940年代、日本で稼げるという言葉に騙されたり、強制徴用されたとされて軍艦島に来た朝鮮人たちが主人公で、地下1100メートルの炭鉱で過酷な労働を強いられ、終戦間際になると、日本がその存在を隠すため炭坑に閉じ込めて爆破しようと画策、それに反逆して脱出劇を繰り広げるというストーリーだ。

韓国国内では観客動員数が1000万超の勢い

韓国では有名な俳優が多数出ていて、現地メディアの中央日報によると韓国では今年初となる観客動員数1000万人超えが期待されているという。

予告編では日本人が朝鮮人に対して暴力をふるい給料を天引きし、逆に朝鮮人によって日章旗が切り裂かれるシーンもあるなど、過激なシーンが見られた。

この映画を巡っては、「軍艦島」が「地獄の島」と位置づけられていることや、少年炭鉱員の存在など、事実をねつ造しているとの指摘が出ている。

この映画を撮ったリュ監督は制作発表会で、「強制徴用があったのは事実だが、登場人物など作品で描いた出来事は、フィクションだ」としたうえで、「軍艦島をめぐる歴史的事実と日韓関係のような問題は、映画外の問題だと私は思う」と日韓関係への影響を否定している。

映画「軍艦島」が日韓関係に影響をあたえるか

韓国では、三菱重工業への裁判で問題になったように、戦時中に日本で徴用された元労働者や遺族が日本企業を相手取り損害賠償を求める訴えが相次いで起こされていて、この映画の公開でこの問題への関心が高まる事も予想される。

日韓関係への影響だけでない。

韓国映画振興委員会によると、この映画はアメリカなど世界113の国や地域で公開されるということだ。

かつて捕鯨の問題を批判的に描いた映画「ザ・コーブ」は、アカデミー賞を取るなど注目され、それ以降舞台となった和歌山県太地町には多くの反捕鯨派が集まっている。

映画「軍艦島」も世界の人々が世界文化遺産・軍艦島に抱くイメージの悪化も、ゼロというわけではないかもしれない。

ホウドウキョク

最終更新:7/26(水) 18:15
ホウドウキョク