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都市対抗野球、12日間の激闘に幕

7/26(水) 15:00配信

ベースボールキング

NTT東日本が36年ぶりV

 プロ級の技術を持った大の大人たちが、高校球児ばりにその一戦・一球にかける場所…。社会人野球のビッグイベント・都市対抗野球大会が25日で閉幕。今年はNTT東日本(東京都)が日本通運(さいたま市)を10-4で下し、36年ぶり2度目の優勝を掴んだ。

 この日は初回に先制点を許す展開も、2回に越前の2ランで逆転。3回には伊藤にソロが飛び出し、再び逆転を許した5回には明治安田生命からの補強選手・加藤が同点ソロ。そして7回には下川が決勝3ランと、効果的な4本の本塁打で得点を重ね、シーソーゲームをモノにした。


 大会MVPにあたる橋戸賞は、大会を通じて打率.550(20-11)と打ちまくった福田周平が受賞。つなぎの2番としてチームの得点に絡み、首位打者賞も同時に受賞している。

 広陵高から明治大を経て社会人入りし、今年の8月で25歳。遊撃手は手薄な球団も多いため、即戦力としての指名があるかもしれない。秋に向けて、覚えておきたい選手であることは間違いない。

プロ野球選手も多く輩出

 前身の電電東京時代も含め、プロの世界に多くの選手を送り込んでいるNTT東日本。有名なところでは、1989年のドラフト1位で中日に入団した与田剛が代表的な存在だ。

 大学時代は故障がちで登板機会すらほとんどなかったが、社会人に進むとその才能が開花。150キロの剛速球を武器にプロの世界へ進むと、いきなり1年目から31セーブを挙げる活躍を見せて最優秀救援投手のタイトルを獲得。新人王も受賞した。

 ほかにも、現役選手ではロッテの清田育宏やDeNAの井納翔一、西武の小石博孝といったところが活躍中。近年も2014年のドラフトでは高木伴(オリックス4位)、2015年は横山弘樹(広島2位)とプロ野球選手を輩出し続けている。

 社会人球界で最も注目を集めると言っても過言ではない大会で優勝を収めただけに、今後も注目を集めることは必至。これまでベスト4が最高成績となっている秋の日本選手権まで、NTT東日本から目が離せない。

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