ここから本文です

債券下落、欧米金利上昇やFOMC控えて売り-超長期ゾーンは底堅い

7/26(水) 8:05配信

Bloomberg

債券相場は下落。前日に欧米の長期金利が大幅上昇したことに加えて、今晩に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて売りが優勢だった。一方、超長期ゾーンは日本銀行の国債買い入れオペの結果を受けて買われる場面もあり、底堅く推移した。

26日の長期国債先物市場で中心限月9月物は前日比15銭安の150円11銭で取引を始め、150円07銭まで下落。一時150円17銭まで下げ幅を縮小したが、再び売りが強まり、結局は150円11銭で終了した。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の347回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より1.5ベーシスポイント(bp)高い0.08%と14日以来の水準で取引を始め、その後は0.075-0.08%で推移した。新発5年物132回債利回りは1.5bp上昇のマイナス0.055%で取引された。

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジストは、「米国の長期金利がかなり上昇し、円債もそこまでは反応していないが売られた。需給が良くない中期ゾーンも先物の重し」と指摘。「FOMCで何か出てくるとは予想されていないと思うが、きょう動く必要もない」と言う。

超長期ゾーンでは、新発20年物の161回債利回りが1.5bp上昇の0.595%で取引を始め、0.585%まで買われた後は0.59%で推移した。新発30年物の55回債利回りは1.5bp高い0.865%から0.855%まで買われる場面があった。新発40年物の10回債利回りは一時2bp高い1.075%を付け、1.06%まで買われた後、1.07%で推移した。

25日の海外市場では、米国10年債利回りが前日比8bp高い2.34%程度と14日以来の高水準を付けた。欧州のリスク資産上昇や予想を上回る米消費者信頼感指数、S&P500種株価指数の最高値更新を受けて売られた。7月のドイツIfo企業景況感指数が1991年以降の最高を記録し、ドイツ10年債利回りは同6bp高い0.57%程度に上昇した。

1/2ページ

最終更新:7/26(水) 16:00
Bloomberg