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涼感グッズの実力を試してみた-首かけ扇風機から圧縮スーツまで

7/26(水) 14:10配信

Bloomberg

今月に入り米国の多くの地域で気温がカ氏90度(セ氏約32度)超に達する中、私は気候に関する記事を執筆するという名目で、エアコンの効いたオフィスの外でも涼しく過ごせるとうたったさまざまな商品を注文した。これらのグッズは本当に効き目があり、実用的なのか。

最初に試したのは首かけタイプの電池式扇風機「クール・オン・ザ・ゴー」 (50ドル=約5600円)だ。 思ったよりばかにできず、少し離れた場所から浜風が吹いてくるような感じがする。ただし弱点もある。本当に涼しさを感じるには風量を全開にしなければならないが、そうするとモーター音が驚くほど大きく、卓上扇風機というより小型掃除機のように感じられるということだ。

もっと控えめなグッズを好む人には、水でぬらすと冷たくなるネックウエアがある。ミッションの「ハイドロアクティブ・フィットネス・マルチクール・ネックゲーター兼ヘッドバンド 」(18ドル)は 確かに普通のぬれた布より冷たく感じられる。というより、冷た過ぎるぐらいだ。約20分後には風邪をひいたような感覚に襲われ始めた。

職場でも身に付けられるネックウエアでより良い選択肢は、ナノアイスの冷却スカーフ (49ドル) だ。ミッションの製品より冷たくないが、暑さを和らげるのには十分だ。

同社の「ファッション・クーリング・ベスト」(138-205ドル)はより効果が大きい。ベストの前後の内ポケットに保冷剤を入れるようになっている。同社は女性用ベストを送ってきたため、同僚が代わりに着て外を歩くことに同意してくれた。彼女はファッション的には普段から着るタイプの服ではないが、ハイキングにはぜひ着て行きたいと話した。

しかし、夏の暑さがさらに強まれば、屋外で過ごすためにはスカーフやベストよりも効果が大きい物が必要となる。そこで登場するのが、クールシャツ・システムズの圧縮スーツだ。

お金と時間を費やす用意があれば、このスーツは少しの間は爽快感をもたらす。ボタンを押すとバックパック(640ドル)の電池式ポンプから冷却水がチューブを通ってシャツ(247ドル)や短パン(223ドル)に流れていく。私は真昼のランニングでこのスーツを試してみた。気温は32度だったが、最初の10分間はほとんど暑さが気にならなかった。しかし15分後には水がぬるくなり初め、30分以内に全ての冷却効果が止まった。

弱点は、張り巡らされたチューブのためにシャツを自分一人で脱ぐのが不可能だということだ。それがなければ条件を変えて実験するために再びスーツを試してみたかもしれない。同僚の編集者の助けを借りて体をくねらせながら、やっと脱ぐことができた。

原題:Gadgets Won’t Save You From Climate Change, But They May Keep You Cool(抜粋)

Christopher Flavelle

最終更新:7/26(水) 14:10
Bloomberg