ここから本文です

「猫の動画」を大画面で堪能できるイベントが大人気 ペットのYouTuberも登場

7/27(木) 6:40配信

ZUU online

大きなHDスクリーンで猫の動画を2時間たっぷり堪能できる「Cat Videos Live!」なるイベントが米国の猫好きの間で話題を呼んでいる 。

You Tubeなどでは動物の動画が人気を集め、巨額を稼ぎ出す「ペット・スター」が生まれているほか、すでに同様のイベントが1万5000人も集客している。

2016年には猫関連の商品・サービスが668億ドル(約7.4兆円)の売上をあげた(アメリカン・ペット・プロダクト・アソシエーション/APPA調査) 米国だからこそ、新たなペット関連ビジネスとして「Cat Videos Live!」にも期待がかかる。

■20年で3倍以上に成長した米国のペット市場

CNBCの報道によると、「Cat Videos Live!」を主催するのは米国のエンターテイメント企業ニッティング・ファクトリー・エンターテイメント のイベント部門、ニッティング・ファクトリー・プレゼンツ(KFP)。

これまで音楽やアートのイベントを中心に手掛けてきたが、マーク・ディナステイン社長は「ペット関連事業、特に猫の動画が次のビッグ・ビジネスになる」との期待の元、新たな領域に踏みだしたそうだ。

ディナステイン社長の期待は、けっして的外れというわけではない。APPAの調査からは 、米国のペット産業が年々拡大していることが分かっている。

1994年には170億ドル(約1.9兆円)だった市場が、2004年には2倍の344億ドル(約3.8兆円)、2014年には3倍を上回る580億ドル(約6.4兆円)に成長。2017年の年間売上は694億ドル(約7.7兆円)と見積もられている。

見積もりの詳細を見てみると、ペットフード(297億ドル/約3.3兆円)や病院代(166億ドル/約1.8兆円)が大半を占めるものの、イベントのような「その他のサービス」にも61億ドル(約6756億円)の売上が見込まれている。

ミネソタ州セントポールで開催された「インターネット・キャット・ビデオ・フェスティバル2016」には1万人を超える観客が、ロサンゼルスの「キャット・コンLA」には1万5000人が集まったというから、「Cat Videos Live!」の成功に期待がかかるのも当然だろう。

■主演映画、自伝、CM出演など、人間顔負けの猫スターたち

ディナステイン社長は「Cat Videos Live!」のウリが、「今までネットにアップロードされたことのない動画」である点をアピールしている。またイベントそのものが、「猫好きが集う社交場の役割を果たす」との期待も抱いている。

イベントツアーは10月のウィスコンシン州ミルウォーキーを皮切りに、シカゴやデトロイトで開催が決定。今後数年かけて北米70都市でのイベント開催を目指す。

1枚30ドル(約3320円)のチケット代には、ニューヨークを拠点とするコメディアン、カーラ・ローズ氏のショーも含まれているというから、猫愛好家にとってはなかなかお得な価格帯になるのだろうか。

ネットの世界からはスター・ペットが続々と登場している。近年人気のある猫としては、You Tubeで全米を熱狂させた「グランピー・キャット (むっつり猫)」がキャットフードでお馴染みのフリスキーとの契約にこぎつけたほか、「グランピー・キャットの最悪なクリスマス」という映画で主演まで演じている。

「永遠の子猫顔」で知られるリルバブ も「アニマルプラネット」で特集が組まれ、自伝も出版されているというから、人間のスター顔負けだ。(アレン・琴子、英国在住フリーランスライター)

ZUU online

最終更新:7/27(木) 6:40
ZUU online