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「平和と共生、受け継ぐ」 大田元知事県民葬、2000人が惜別

7/27(木) 6:30配信

琉球新報

 6月12日に亡くなった大田昌秀元知事の功績をたたえ、冥福を祈る県民葬(実行委員長・翁長雄志知事)が26日午後、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで催された。約2千人が参列し、大田元知事との最後の別れを惜しんだ。翁長知事は式辞で「大田さんの理念を受け継ぐ」と決意を示した。鶴保庸介沖縄担当相と共に出席した安倍晋三首相は、追悼あいさつで「沖縄の明るい未来の構築にできるだけ貢献していく」と基地負担軽減と沖縄振興に取り組む姿勢を強調した。友人代表としてあいさつした比嘉幹郎元副知事が「今後とも県民に対するいかなる差別や犠牲の強要にも反対する」と述べると会場からは拍手が湧き起こった。


 県民葬は屋良朝苗、西銘順治の両元知事に続いて3回目。

 翁長知事は式辞で、平和の礎(いしじ)建立や県公文書館開館、基地問題への対応などの大田氏の知事時代の功績を示し「沖縄の基地負担軽減が国政の場で取り上げられるようになったのは間違いなく大田さんの決断によるものだ」とたたえた。その上で「われわれ県民は、大田さんが終生貫かれた『平和を愛する共生の心』の理念を受け継ぎ、未来を担う子や孫が心穏やかに笑顔で暮らせる沖縄を築き上げるため努力を続けることを誓う」と述べた。

琉球新報社

最終更新:7/27(木) 10:04
琉球新報