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高速道路二輪車料金半額の署名「289選挙区の国会議員に直接渡す」...ライダーが新手の訴え

7/27(木) 13:15配信

レスポンス

「高速道路料金が四輪車と同じというのは、おかしいと思う。普通車の半額という話もあるが、個人的には軽自動車の半額でもいいと思っているぐらいですよ」

大阪府高槻市でビンテージバイクショップ「鼓動館」を営む藤岡誉司氏が、高速道路料金の適正化を求めて署名運動をインターネット上で開始した。藤岡氏は、料金比率の根拠とされる車両1台が走行時に占める面積、車重が与える道路損傷度、利用できる定員どれをとっても、四輪車と同じ料金である道理はないと主張する。

この考え方は多くの二輪車ユーザーに共通するもので、これまでも日本自動車工業会、全国オートバイ組合連合会を始めとする二輪車業界が、モーターサイクルショーなどのイベントで同じ主張を訴えて署名活動を行ってきた。ただ、バイクユーザーである藤岡氏の署名運動は、今までとは少し違う。「集まった署名は地域ごとにまとめて、各地区の小選挙区で選出された国会議員に直接陳情する」。

高速道路施策は国土交通省が担当する。バイクの日にちなんだ8月にはこれまで何回も二輪車業界が集めた署名が国交省に運ばれている。過去に集められた署名の多くは行政の長である大臣の届けられた。

「大臣への要望は、毎日たくさんある。何万、何十万人分と、どれだけ多くの署名を国交省に持って行っても動かなかった。国会議員は有権者の意見を国政に届けること。役所と違って小選挙区で戦う議員にとっては100人、200人の署名が大きい。特別なことではなくて民主主義の基本です」

さらに署名を託すその先に、藤岡氏が考えている国会議員を動かす要点があった。「署名を預けた先の国会議員を招いてバイクユーザーが説明会を開催し、彼らに高速道路の二輪車料金改定が当たり前のことだということを説明すれば、必ず動いてくれる」。

藤岡氏はバイクショップを経営する一方で地元で選挙対策を引き受け、自民党や大阪維新の会の候補者を当選につなげてきた。署名を始める前には、知人である現役の代議士にも尋ねたという。

「二輪車の高速道路問題は、政治色を持たない。二輪車と四輪車の料金が同じであることは、誰だっておかしいと思っている。政治家にとっても反対意見の少ない運動だから、ほとんど賛同してくれた」

そこで「二輪高速料金半額化実行委員会」を仲間と共に組織。同名のホームページでウェブ署名を集めている。署名は289選挙区ごとに分けて、実現可能性の最も高い議員に届けるという。

《レスポンス 中島みなみ》

最終更新:7/27(木) 13:15
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