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ブラジル中銀、予想通り100bp利下げ 政策金利1桁は約4年ぶり

7/27(木) 7:58配信

ロイター

[ブラジリア 26日 ロイター] - ブラジル中央銀行は26日、政策金利を100ベーシスポイント(bp)引き下げ、9.25%とした。政策金利が10%を下回るのは2013年11月以来、約4年ぶり。

100bpの利下げは3回連続。ロイター調査のエコノミスト予想と一致した。

中銀の金融政策委員会(COPOM)は「経済における改革や調整を巡る不確実性の高まりにもかかわらず、経済状況が変わらなかったことが、今回の会合での金融緩和ペースの継続を可能にした」と説明した。

また、経済動向次第では、9月の会合でも現在の利下げペースを継続する可能性があると表明した。

<インフレ率が急速に鈍化>

ブラジルのインフレ率は10%を超えていた2015年から2年足らずの間に急速に鈍化している。今月中旬のインフレ率は2.78%と18年ぶり低水準となり、政府目標レンジの下限を割り込んだ。

ロイター調査では、昨年10月からの利下げサイクルで、政策金利は今年末までに8%に引き下げられると見込まれている。

ブラジル中銀はインフレ予想を引き下げ、緩和サイクルがまだ終わっていないことをあらためて印象付けた。中銀は2017年のインフレ率を3.6%、18年を4.3%と予想し、先月公表した四半期インフレ報告(17年が3.8%・18年が4.5%)から下方修正した。

キャピタル・エコノミクスの新興市場担当チーフエコノミスト、ニール・シェアリング氏は「テメル大統領はさまざまな問題に直面しているが、中銀の経済に対する認識を大きく変えるには至っていないようだ」と指摘。金融政策委員会後の声明は「ハト派的」だったと述べた。

*内容を追加しました。

最終更新:7/27(木) 9:25
ロイター