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クルーズ移籍即お立ち台 電撃補強に見た楽天Vへの本気度

7/27(木) 16:33配信

東スポWeb

 巨人から楽天に移籍したクルーズが26日、入団会見直後のソフトバンク戦(Koboパーク)に「6番・遊撃」でスタメン出場した。

 1回、3回と遊ゴロで2つの併殺を奪い守備で貢献すると、打撃でも3―1で迎えた8回一死一、三塁でバットを折りながら移籍後初安打となる左前適時打で試合を決めた。4打数1安打1打点と4―1での勝利に貢献し、いきなりお立ち台に立つと「最初の打席は緊張していた。今日は食事もできなかった」。首位の楽天はこの日の勝利で2位のソフトバンクを2・5差に突き放した。

 トレード期限間際の電撃補強は、Vへの本気度を感じさせるには十分すぎるものだった。今季の楽天はペゲーロ、ウィーラー、アマダー3人の外国人野手を2番から並べ、勝ちパターンのハーマン投手と4人の外国人枠を目一杯使っていた。現在はペゲーロが左太ももの負傷で24日に抹消されてはいるが、2~3週間後には復帰する。それでもシ烈なソフトバンクとの首位争いを制するため、惜しみなく補強を敢行したわけだ。

 安部井本部長は「(14年の)ロッテ入団前からクルーズ選手をスカウティングしていた。まだ60試合以上、残っている。センターラインの強化と選手層を厚くしたかった」と獲得意図を説明。別の球団関係者は「巨人はいい選手がほとんど一軍で使われないでいた。セ・リーグには出さなかっただろうし本当についている」と喜んだ。

 本紙評論家の得津高宏氏も「今回のトレードは球団副会長の星野さんの力でしょう。巨人のGMが明大の後輩の鹿取というのもあるのでしょうが、即断即決で、さすがに話が早い。現場出身で決定権のある人がフロントにいる強みを存分に生かした印象で、優勝への本気度を感じさせます。星野さんはGMではありませんが『GMの仕事』というのはまさにこういうことだと思います」と感心した。

最終更新:7/27(木) 18:22
東スポWeb