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<マーベル>日本向けアニメを制作する狙い 「何が格好よく見えるか」で日米に違いも

7/29(土) 8:00配信

まんたんウェブ

 アイアンマンやキャプテン・アメリカなど米マーベルのヒーローたちが集結する「アベンジャーズ」の新作アニメ「マーベル フューチャー・アベンジャーズ」が、BS放送「Dlife」で放送されている。2014~15年に放送された「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」に続き、日本の子供に向けて作られたオリジナルストーリーで、「逆境無頼カイジ」などの佐藤雄三さんが監督を務め、「サマーウォーズ」などのマッドハウスがアニメを制作するなど“日本製”の「アベンジャーズ」として話題になっている。「アベンジャーズ」を日本の子供向けに日本で制作する狙いとは……。同作を手がけるマーベル・エンターテイメントの企画開発部門の荒木ゆりかさんに制作の裏側を聞いた。

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 ◇キャラクターを守るための難題も

 --荒木さんはどのように作品に関わっているのですか?

 私の肩書きは、アニメーション部・海外共同制作企画開発マネージャーで、海外のパートナーと共同で開発するマーベルのキャラクターの関わるテレビ作品の企画制作の窓口です。「マーベル フューチャー・アベンジャーズ」では、ディズニー・ジャパンが企画開発の主導を握っていますが、マーベルのキャラクターのデザインや登場に関するさまざまな条件、キャラクターの性格など、マーベルの承認を必要とする案件がたくさんあります。その監修の交通整理をするのが、私の主な役割です。

 共同制作企画関連の仕事以外に、マーベルが制作するオリジナルのアニメーションシリーズの外国語吹き替えのためのオーディション用素材の準備、キャスティングも担当しています。世界各国の言語のオーディションを聴いて、海外の担当者と連絡をとりながら、マーベルの主要キャラクターに最適な声優さんを選びます。言語は異なっても、声の質や演技で、キャラクターの本質を忠実に表現することができるので、キャスティングの仕事は楽しい反面、責任重大です。

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最終更新:7/29(土) 8:00
まんたんウェブ