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巨人との決定的な「差」 広島ノー手抜き走塁

7/27(木) 16:33配信

東スポWeb

<広島7-2巨人(26日)> 広島がライバルの心をポッキリとへし折るような“ドS野球”で快勝した。初回に4番鈴木の19号2ランで先制し、3回は丸、8回にもエルドレッドの一発が飛び出すドハデな攻撃を繰り出す一方で、決定的な差を見せつけたのが走塁だ。

 4―0の5回二死一塁の場面で鈴木が放った二ゴロをマギーが後逸。その後も処理に手間取る隙をついて一走の菊池涼介内野手(27)が一気に生還。6―2の9回には無死一塁から菊池のセーフティーバントで一走の田中が三塁を陥れ、7点目を奪った。広島は25日の同カードでも0―0の8回一死二塁から代打西川が放った一、二塁間への打球(記録は内野安打)をマギーが捕球し損ねると、二走の安部が激走して先制のホームを踏んでいる。

 快足で相手にダメージを与えた菊池は「練習でやっていること。抜いて走ることはない」と、こともなげに言う。機動力野球は赤ヘルの伝統でもあるが、日ごろから徹底している成果でもある。河田外野守備走塁コーチは「1つ先の塁は当たり前。2つ先の塁を狙うことを選手たちはしっかりやってくれている。回す回さないは(三塁コーチャーの)俺が判断することだけど、抜かない走塁をやってくれているのは褒められる点かな」と、貪欲に得点を奪いにいく姿勢に目を細める。

 最低でもAクラス入りを果たしたい巨人は、マギーを「2番・二塁」で起用するなど超攻撃型打線を組んでいるが、広島は「長打力のある打者を並べただけの打線は怖くない。不安定な守備に加えて攻撃面でも小技はないだろうから打たせると思うし、そうなると淡泊になりやすい」(チーム関係者)と“くみしやすし”と見ている。

 早くも今季の巨人戦の勝ち越しが決まった。野球の質の差が、両軍の17ゲーム差という数字に表れていると言えそうだ。

最終更新:7/27(木) 16:33
東スポWeb

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