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<デジモン>20年愛され続ける理由 時代性と普遍性の共生

7/29(土) 9:00配信

まんたんウェブ

 今年、誕生20周年を迎えた「デジタルモンスター(デジモン)」シリーズ。1997年6月に携帯ゲームが発売され、テレビアニメ第1弾「デジモンアドベンチャー」が99~2000年に放送された後も次々と新作が制作されている長寿シリーズだ。なぜ、20年にもわたって愛され続けているのか……。アニメ「デジモンアドベンチャー」などを手がけた東映アニメーションの関弘美プロデューサーに人気の理由を聞いた。

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 ◇デジタル化する社会とリンク

 1997年6月に発売された携帯ゲーム「デジモン」は「たまごっち」のようにキャラクターを育成し、通信対戦でキャラクター同士のバトルを楽しめるのが画期的で、小学生を中心に大ヒットした。テレビアニメ第1弾が99~2000年に放送され、後に「サマーウォーズ」などを手がけることになる細田守監督による劇場版アニメも話題になった。その後も「デジモンアドベンチャー02」「デジモンテイマーズ」などが制作され、現在も劇場版アニメ「デジモンアドベンチャー tri.」やテレビアニメ「デジモンユニバース アプリモンスターズ」などの新作が作られており、息の長いコンテンツとして親しまれている。

 関プロデューサーは「デジモン」が誕生した1990年代後半を「携帯電話を持つ人が増えてきた時代。デジタルなものに囲まれるようになっていった」と振り返る。テレビアニメ第1弾の放送が始まった99年は、携帯電話のiモードがスタートするなどインターネットがより身近になり、仮想現実をテーマとした映画「マトリックス」もヒットした。

 97年にテレビアニメがスタートした「ポケットモンスター」と比較されることもあるが、「デジモン」はパソコンインターネット、電脳空間、デジタルガジェットなどが登場するなど時代性が大きく反映され、デジタル化する社会とリンクしたのが特徴だった。関プロデューサーは「『デジモン』は時代に合わせたんですよ。だからこそ、子供たちに強い印象を与えることができた」と話す。

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最終更新:7/29(土) 9:00
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