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バーチャルコマースを実現する「EC-Orange」、共同印刷など3社が開発

7/27(木) 11:35配信

ITmedia マーケティング

 エスキュービズムは2017年7月25日、VR技術において特許を持つタッグ、画像認識技術を持つ共同印刷とともに、VRを活用したバーチャルコマースを実現するパッケージシステム「EC-Orange VR」を共同開発すると発表した。2017年9月にモデルケースのプロトタイプリリースを行い、2017年中にパッケージ販売を行う予定。

 EC-Orange VRは、VR技術を活用したECサービス。カート機能、決済機能を持たせ、実店舗を再現したVR空間で商品の閲覧から購入までできる。購入には会員ログインが必要だ。

 エスキュービズムのECサイト構築パッケージ「EC-Orange」をベースに開発する。Webサイトへの商品の掲載は、共同印刷の画像認識技術「FullScanCode(フルスキャンコード)」を活用する。VR天球画面上で商品を認識、特定して商品登録ができる他、撮影後に棚の商品の入れ替えがある場合は、部分的に画像を加工することで商品の入れ替えもできる。画像認識技術による商品認識で、商品登録の手間を削減する。

 VR空間の画像は10億画素で作成。画面の切り替えがなく、4000倍まで拡大でき、商品の質感やディテールまで閲覧できる。その他、店舗運営機能としては、VR空間へのサイネージの配置や動画配信、クーポン配信、ゲーム要素の導入も予定している。

 国内のB2C向けEC市場は拡大の一途をたどっており、スマートフォン経由での購買も堅調な伸びが期待できる一方で、実店舗とのECの連携によるオムニチャネル化の推進においては、小売業界全体で成功している企業は多くないという。そういった背景の中で同社は、「実店舗での購買体験がバーチャルで行える」ことを訴求することで、EC利用者の増加を見込め、次世代オムニチャネルを実践できると今回のサービスを開発したとしている。