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【滋賀】彦根東、確率重視の頭脳野球で4年ぶり2度目の夏切符 村中監督「甲子園で勝ちたい」

7/27(木) 7:23配信

スポーツ報知

◆全国高校野球選手権滋賀大会 ▽決勝 近江1―4彦根東(26日・皇子山)

 滋賀では進学校として知られる彦根東が、4年ぶり2度目の甲子園出場をつかみ取った。

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 背番号10の左腕・増居翔太が三振で試合を締めくくると、マウンドに歓喜の輪ができた。手にした4年ぶり2度目の夏切符。村中隆之監督(49)は「勝ち切れるのが強いチームと選手には言ってきた。勝ち切れる守備ができた」と喜んだ。

 偏差値70近い進学校らしく、確率を重視した頭脳野球を徹底した。初回1死三塁の好機で、3番・高村真湖人に「ゴロ打ち」のサイン。叩きつけた当たりは、前進守備の内野を越える中前への先制打となった。「あそこは犠飛より、ゴロを打つ確率の方が高い」と指揮官。選手の特徴、傾向を生かした采配だ。同点の5回無死一塁では、8番・増居に送りバントではなく強攻策を指示して好機を広げ、敵失で勝ち越し。「何をしてくるか分からないとミスが起こりやすい」と、ここも読み通りだった。

 年間130試合の練習試合を戦い、実戦の勝負どころでゴロを打つ練習を行い、攻撃のバリエーションを増やしてきた。先制打の高村も「練習でやってきたことができました」と胸を張る。

 今春の近畿大会はベスト4。大阪桐蔭に3―4で惜敗したが、全国で戦う手応えはある。「出ることが目標ではない。甲子園で勝ちたい」と村中監督。秀才軍団が聖地でも躍動する。(酒谷 裕)

最終更新:7/27(木) 9:53
スポーツ報知