ここから本文です

【奈良】天理が王手、智弁学園の県内公式戦連勝記録止めた 元近鉄&阪神“中村采配”ズバリ!

7/28(金) 8:03配信

スポーツ報知

◆全国高校野球選手権奈良大会 ▽準決勝 天理8-7智弁学園(27日・佐藤薬品スタジアム)

 奈良では、天理が3季連続で甲子園に出場している智弁学園を撃破。同校の県内公式戦連勝記録を29で止めた。

 “中村天理”が甲子園出場に王手をかけた。かつて近鉄、阪神で活躍し、15年秋に就任した中村良二監督(49)が率いるチームは、昨夏決勝で敗れた智弁学園にリベンジした。1986年夏の全国優勝時の主将だった中村監督は、県内最大のライバルの公式戦連勝を29で止め「一丸となって勝てた。投手陣がよく踏ん張ってくれた」と選手をたたえた。

 9回に1点差に迫られなお無死一、二塁の大ピンチ。力投した先発左腕の坂根佑真(2年)に代え、エース右腕の碓井涼太(3年)を送り出した。背番号1はまず、送りバントに素早く反応し二塁走者を三塁で刺すと、続く4番の太田英毅遊撃手(3年)をシュートで遊ゴロ併殺。攻めの采配で歓喜のゲームセットだ。

 碓井は「最後の場面は(強打者の)太田相手なので開き直って気持ちで投げた」と興奮気味に振り返った。4回に2点適時打を放つも両足がつって7回に途中交代した“天理のバレンティン”こと神野太樹右翼手(3年)も「熱中症みたいだが大丈夫。決勝も試合に出て打ちたい」と笑った。

 事実上の決勝戦とも言える激闘を制した中村監督は「何とかあと1つ勝ちたい」と力を込めた。監督として初の甲子園が、はっきりと見えてきた。(田村 龍一)

最終更新:7/28(金) 9:04
スポーツ報知