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アナリストの父を唸らせる、娘の彼氏の勤務先

7/27(木) 17:40配信

投信1

娘が彼氏を連れてくるとしたら?

娘を持つ父親なら、こんな相手と結婚してほしいと妄想(? )することはあるのではないでしょうか。それとも、娘を手放すことなど考えたくない! と思う方が多数派でしょうか。

ただ、もし娘が彼氏を連れてくるとしたら、人柄はもちろん、どんな仕事をしているのかも気になるところだと思います。特に、証券アナリストというさまざまな企業の財務状況や将来性などを常日頃からウォッチしている立場では、つい厳しく見てしまうかもしれません。

では、どんな勤務先だったら娘の見る目をほめてあげたいと思うか、妄想ついでに考えてみました。いくつも候補はありますが、今回は1つに絞りました。それは旧財閥系という一見古くさそうなイメージでありながら、早くから経営改革に着手し、また20人以上の役員が1億円を超える役員報酬を得ている三菱電機です。

三菱電機は勝ち組の総合電機メーカー

三菱電機は2015年3月期に過去最高益を更新しており、「日本の総合電機の勝ち組企業」と言われています。かつては名門と言われたものの、8月から東証第2部へ指定替えになってしまった東芝 <6502> とは対照的です。

では、なぜ勝ち組となることができたのでしょうか。その理由は2つあると思います。

第1の理由は、「事業ポートフォリオ・マネジメント」という考え方を他社よりも早く取り入れ実践してきたことです。

現在は業績順調な三菱電機ですが、今から約20年前の90年代後半には半導体への投資の失敗で2年連続の当期純損失となり、資金繰りに窮するほど財務が悪化した時期もありました。

そこで、同社が取り組んだのが、”強い事業をより強く”という考え方に基づいた事業の取捨選択です。

具体的には、パソコン生産からの撤退(1999年)、DRAM事業のエルピーダへの譲渡(2003年)、システムLSI事業の分社化(2003年)、携帯電話端末事業からの撤退(2008年)などですが、特筆すべきなのは、三菱電機はこうした取り組みを他の総合電機メーカーよりも10年ほど早く実行したことです。

このため、現在の三菱電機の事業ポートフォリオのなかには、構造的な問題を抱えた事業はほとんどない状態になっています。

第2の理由は、異なる事業を複数手掛ける総合電機という業態でありながら、比較的“風通しのよい組織”となっていることです。

10年ほど前から、経営の意思決定スピードを早めることや収益責任を明確にするために、社内カンパニー制やドメイン制を導入する大手電機メーカーが多く見られましたが、三菱電機はこうした流行には乗らず、事業本部制を維持してきました。

その結果、経営資源の再配分の自由度を確保できています。このため、通信技術とFA技術の融合など、IoT 時代に見合った製品やサービスの開発を素早く行うことが可能となっています。

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最終更新:7/27(木) 17:40
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