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“人生100年時代“、この社会で長生きするのは本当に幸せなのだろうか?

7/27(木) 7:00配信

AbemaTIMES

(C)AbemaTV

 18日、聖路加国際病院名誉院長で“生活習慣病”という言葉を生み出した日野原重明さんが、呼吸不全のため亡くなった。105歳だった。

 今、世界は“人生100年時代“を迎えようとしている。100年時代の人生戦略を記した『ライフシフト』(東洋経済新報社)という本が発行部数16万部を超える大ヒットを記録。その内容は私たちの生き方や働き方を根底から考え直さないといけないと主張するものだ。

 コミュニティセンターで、腕を押したり引いたりするマダムたち。平均年齢65歳以上の女性アイドルグループ「ツクバあさん47」だ。YOSAKOIソーランの練習を通じて、健康で元気な体づくりを行い、誰もが元気でアクティブに、仲間と笑顔で過ごす生き方の実現を目指している。リーダーで、69歳の佐藤恵美子さんは「80歳くらいまで踊れたらいいですね。幸せですね」と話す。

 佐藤さんたちのように人生を謳歌している高齢者がいる一方、老後に不安を覚える人は少なくない。長生きすることについて、東京海上日動あんしん生命保険の「“長生き“に関する意識調査」(2010年)では、「非常に不安を感じる」が25.1%、少し不安を感じるが60.6%と、実に7割以上の人が不安を感じているという結果が出ている。また、不安を抱く理由については、1位=お金(77.7%)、2位=病気・入院(77.4%)、3位=介護(62.6%)となっている。

 街行く人に聞いてみると「貯蓄が持つのかなという心配はある」という若者や、「もう早く死にたいと思っている。世の中が嫌だもん。年金はたくさんもらっているならいいけど。それで暮らせたらいいけど、私はまだシルバーで働いている。そうしなきゃ、やってこれないもん」と話す87歳の女性もいた。

 厚生労働省によると、生活保護を受給している65歳以上の高齢者は約83万世帯以上にのぼり、全体(約164万世帯)の半数以上となっている。

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最終更新:8/17(木) 16:31
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