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宿泊者数が伸びている意外な?福井県 恐竜が後押しか

7/27(木) 8:32配信

福井新聞ONLINE

 旅行予約サイト「じゃらんnet」を運営するリクルートライフスタイル(東京)が発表した2016年度の宿泊旅行調査によると、福井県の延べ宿泊者数(推計)は約152万人で、前年度の約136万人から約16万人(11・5%)増加し伸び率が全国2位だった。宿泊者数では10位圏外だが、全国的に宿泊客の減少が目立つ中で健闘したことについて、同社は「県立恐竜博物館の人気が底堅いのが要因ではないか」とみている。

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 調査によると、全国の延べ宿泊旅行者数は1億4358万人で、4年ぶりに1億4千万人台に落ち込んだ。その中で数字を伸ばしたのは福井など8県。伸び率1位は佐賀県で、前年度比16・0%増だった。

 佐賀県が1位になった要因について同社は「熊本地震の影響で、熊本や大分を訪れる客がシフトしたのではないか」と分析。3位の茨城県は、国営ひたち海浜公園の「ネモフィラ」という植物が広がる景色が爆発的な人気を集めており、「写真映えする絶景というのが、若者を中心に観光のトレンドになっている」としている。

 都道府県別の魅力度を尋ねた項目で福井県は「地元ならではのおいしい食べ物」が全国5位。「子どもが楽しめる」は10位だった。回答者のコメントでは、越前がになどの海産物、おろしそばやソースカツ丼、県立恐竜博物館への言及が多数を占めたという。一方で、「若者が楽しめる」「大人が楽しめる」といった項目や、「現地でいい観光情報を入手できた」「ホスピタリティーを感じた」といったもてなし面は30位台に低迷し、課題を残している。

 調査は今年4月、インターネットで行い、有効回答数は1万5555件。

福井新聞社