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“ロンドンGP“の開催実現は「無理難題だ」だと語るマクラーレンのザク・ブラウン

7/27(木) 7:04配信

motorsport.com 日本版

 イギリスGPをロンドンの市内で行おうという意見が相次いでいるが、マクラーレンのチーフ・エクゼクティブ・ディレクターであるザク・ブラウンは、それは”無理難題”であると語り、シルバーストンが唯一の現実的な場所であると信じているという。

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 シルバーストンのオーナーであるBRDC(英国レーシンング・ドライバーズ・クラブ)は今年のイギリスGP前に、F1の開催契約を2019年をもって打ち切ることを発表した。そのため、イギリスGPの長期的な未来は不安視されており、代替計画が持ち上がっているという推測がなされてきた。

 特にロンドン中心部で行われたF1デモランイベント”F1ライブ・ロンドン”が成功したことにより、ロンドン市内でF1を開催するという話が取り沙汰されてきた。

 しかしブラウンは、ロンドンの市街地を1週間にわたって閉鎖し、レースを行う可能性を疑問視している。

「人々はロンドンでのグランプリ開催について話をしているが、私はそれは、無理難題だと考えている。そしてシルバーストンは、依然としてイングランドにおけるF1レースの本拠地だ」

 そうブラウンは説明する。

 なぜロンドンでのF1開催が難しいと思うのかと尋ねられたブラウンは、次のように語った。

「ロンドンGPを開催するために必要なインフラは、他のストリートレースとは違うと思う。ただし、オリンピックスタジアムやオリンピックパーク周辺は例外だが。そしてシルバーストンでのレースは素晴らしい。それを夢見るのはいいことだと思うけどね」

 ブラウンは最近、リバティ・メディアがシルバーストンを買収し、グランプリレースの”核”とすることを提案していた。これについて彼は、実現は難しそうだとしながらも、シルバーストンでのレースが存続することについては楽観視している。

「彼らはこの問題を解決すると思う」

 そうブラウンは言った。

「私の見解では、彼ら(リバティ・メディア)はそれ(シルバーストン)を買うべきだ。しかしただ売るだけではないし、それが唯一の解決策ということでもないだろう」

「収入にはギャップがあるが、どうやったらイギリスGPからより多くの収益を得ることができるだろうか? その方法は、間違いなくあると思う」

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