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就活は3年夏の「イン活」で決まる ーインターンが主戦場の就活最新事情ぶっちゃけ座談会

7/27(木) 12:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

バブル期を上回る人手不足となり、2018年卒業予定の学生の就職活動は圧倒的な売り手市場といわれる。一方で、就活は「水面下の情報戦」が激化している。日本経済団体連合会(経団連)企業を中心とした大手の採用面接の選考解禁は6月だが、外資系やベンチャー企業が解禁を待たずに採用を始めているのはすでに“常識”となり、年々参加が増える3年生のインターンの時点から、実質的に学生を確保する動きが増えている。文部科学省は学業への支障を懸念し、「採用直結のインターン」を認めていないが、実態は大きく違うようだ。ホンネとタテマエが錯綜し、複雑化する就活のリアルを、来春卒業予定の6人の学生に語ってもらった。

【画像】売り手市場といわれる2018卒の就活はどんな状況だったのか。

斎藤航大さん(24) :慶應義塾大総合政策学部4年、金融系に内定

若生日向(24):専修大二部法学部4年、就活継続中

志藤真由子(21):千葉大工学部4年、不動産系内定

田中孝明(21):中央大商学部4年、就活継続中

宇津木芳穂(21):東京学芸大教育学部4年、外資系メーカー内定

牛丸維人(22):一橋大社会学部4年、IT企業内定

「絶対にインターン行かなきゃ」

ー 6月から経団連企業の選考が解禁され、7月に入りましたが(取材は7月7日)、みなさんの就活はどういう状況ですか。

斎藤さん:僕は6月1日に金融系の企業から内定をもらいました。かなり遅いんですけど、5月に就活をしようと決意して、インターン先の上司が紹介してくれた企業に行くことにしました。だから1社しか見ていません。リクルートスーツも5~6回くらいしか着ていないです。

牛丸さん:僕は1年間休学して留学したので、同期より1年遅れて就活を始めました。同期が夏のインターン先から内定をもらっているのを見て、絶対にインターンに行かなきゃと。去年の6月にインターンに応募し就活をスタートさせました。コンサルとかIT事業、広告代理店のインターンに参加して、それが選考につながったこともありますね。12月に最初の内定をもらい、6月に志望していた企業に内定をもらって就活を終えました。

志藤さん:私は就活が始まる直前までダンスサークルの活動に集中していて、将来のことは2月頃からきちんと考え始めました。3月の情報解禁と同時期に動き出し、当初はやってみたかった不動産業界を志望しました。それで5月に不動産系の企業から内定をもらったんですが、その後に「やりたい仕事だけでなく働き方にも目を向けてみよう」と思い始めて、IT系の企業でも就活を続行したんです。でも結局通らず、就活を終わらせました。

宇津木さん:私の大学は周りは教員か公務員になる人が多くて、就職支援センターも全然やってないんですね。「やばい!」と思って就活を意識し始めました。2年生の春から3年生の夏までドイツに留学していたんですが、留学先の先輩が就活する姿を見て、留学中の去年の6月に夏のインターンに応募しました。日本に戻れないのでスカイプで面接してもらって。帰国後にインターンなど本格的に就活を始め、1月に最初の内定が出て、最終的に5社から内定をもらいました。

結局外資系の企業に決めたんですが、最後まで日系の大手メーカーと悩んだんですよ。私は褒められて伸びるタイプで(笑)、大企業の新入社員だと同期が多いから注目してもらえなさそうだと。採用人数が少なくて丁寧に育成してもらえそうな、外資企業に決めました。

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最終更新:7/27(木) 12:10
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