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四島ビザなし交流 日本語講師の派遣中止 6月の教材没収受け

7/27(木) 10:39配信

北海道新聞

8~9月に派遣予定

 北方四島ビザなし交流の専門家枠で、8月に色丹と択捉各島にそれぞれ派遣予定だった日本語講師の渡航が中止されることが26日、分かった。6月に国後島を訪問した日本語講師の教材が没収されたことを受け、実施団体の北方領土問題対策協会(北対協、東京)が、事業の実施に不安があることなどから中止を決めたという。四島での日本語講師による授業は、相互理解の促進を目的に1998年から行われているが、今年は実施されないことになる。

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 複数の外務省幹部が明らかにした。派遣を予定していたのは、いずれも日本語講師2人と同行の政府職員、通訳の計4人。色丹島では8月18日から約1カ月間滞在してロシア人島民に日本語を教える計画だった。択捉島は8月25日~9月29日の日程を予定していた。

 日本語講師を巡っては、6月に国後島を訪問した一行が、手荷物重量がロシア法が定める上限50キロを超過したとして税関当局から教材を没収され、授業を断念した。日本外務省によると、ロシア側から教材は返却されていない。

北海道新聞

最終更新:7/27(木) 13:47
北海道新聞