ここから本文です

20年ぶり新設ボウリング場 太田に来夏 県内最大40レーン 「親子の夢」かなえる

7/27(木) 6:03配信

上毛新聞

 群馬県内最多となる40レーンのボウリング場が来年7月にも太田市東別所町の国道354号沿いにオープンすることが分かった。全国の主要大会の会場になることを想定し、照明設備を充実させ、トレーニング施設兼多目的施設を併設する。県ボウリング場協会によると、県内で専用施設が造られるのは約20年ぶりとみられる。全国で施設閉鎖が相次いでおり、競技者をターゲットにした大型施設の誕生は注目を集めそうだ。

◎県内の専用施設は20年ぶり 主要大会会場想定

 建設するのは住宅部材製造会社、サンメイ(同市)。施設は延べ床面積約3000平方メートルで、関連用品の売り場や飲食スペースを設ける。駐車場は150台分確保する。同社は10日、市に開発を許可された。

 計画を主導するのは、ボウリングに長年打ち込んできた同社社長の佐藤則明さん(52)で「競技会の会場と地元住民の健康づくりの拠点という二つの顔を持つ施設にして、ボウリングがスポーツとして再度注目されるようにしたい」と話している。

 国体や国際大会で活躍するアマチュア選手の長男、貴啓さん(23)は「ボウリング場造りは親子の夢で、父は約束を守ってくれた。新施設で子どもたちがプロと接する機会をつくりたい」と喜ぶ。

 県ボウリング場協会によると、施設の老朽化や趣味の多様化などを背景に、1970年代に県内に65カ所あったボウリング場は8カ所まで減少。東毛地域では館林スポーツレーン(館林市)が2年前に閉鎖され、近隣の愛好家は遠方のボウリング場に通っている。協会の新里擁亮専務理事は「東毛に再び活気が戻る。ジュニアやシニア向けの教室で裾野拡大の役割も担ってほしい」と期待する。

 主要大会を誘致できれば、経済効果も見込める。太田ナウリゾートホテル(太田市)の栗原和夫相談役は「大会には家族や応援団も訪れる。ホテル業界にとっては確実にプラスになる」と歓迎した。

 日本ボウリング場協会(東京)によると、協会加盟のボウリング場は509施設(7月1日現在)で、2014年以降、施設を新築して開業した事例はない。

最終更新:7/27(木) 6:03
上毛新聞