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ホンダ新型シビックタイプR フルモデルチェンジ徹底解説|FF最速の戦闘マシンがいよいよ日本導入

7/27(木) 17:30配信

オートックワン

世界最速のFFマシン、ホンダ新型シビックタイプRが2017年9月29日、日本発売!

2017年7月27日にホンダ シビックが国内市場で復活した。日本で生産されるのは4ドアセダンのみだが、イギリスから5ドアハッチバックも輸入する。そこにはスポーツモデルとして根強い人気を誇るFF世界最速の”シビックTypeR”(タイプR)も含まれるから、クルマ好きの読者諸兄には気になる存在だと思う。

ホンダ新型シビックタイプR フルモデルチェンジ徹底解説のフォトギャラリー

今回同時に発表されたホンダ新型シビックハッチバック/セダンの詳細については別項でご紹介しているので、ここではシビックタイプRに特化した新型車解説をお届けする。

新型シビックタイプRは、同時に発表された新型シビックのハッチバックモデルがベースだ。5ドアで使い勝手も良い。ただし全長4560mm、全幅1875mm、ホイールベースは2700mmと堂々としたもの。車幅はベースのシビックハッチバックに対しさらに75mmも拡大しており、かなり大柄なクルマだ。2015年に750台限定で販売された先代シビックタイプRは全長4390mm、全幅1880mm、ホイールベース2600mmだから、車幅はほぼ同等で、全長が170mm、ホイールベースも100mm伸びている。

なお今回のモデルは限定販売ではなく、通常のカタログモデルとして発売される。ただし、新型シビックハッチバックや先代タイプRなどと同様にホンダ・イギリス工場から日本仕様として輸入されるモデルとなるため、販売出来る台数は限られている。実際、ホンダの販売ディーラーへ問い合わせてみたところ、既に発売前の段階でバックオーダーがかなりの数で入っているとのことだ。

新型シビックタイプR専用2リッターVTECターボエンジンは旧型に対し10馬力アップ

新型シビックタイプRが搭載するエンジンは、先代型と基本的には同じ、直列4気筒2リッターの直噴VTECターボが積まれる。ただしチューニングは異なり、最高出力は320馬力(6500回転)、最大トルクは40.8kg-m(2500~4500回転)としている。先代型に比べると10馬力の上乗せになった。

エンジン内部の部品は慣性重量を低減させ、アルミブロックなどによる軽量化を達成している。レーシングエンジンの開発で得たノウハウを活用したことも特徴だ。エンジンを冷却するウォータージャケットはシリンダーヘッド内部のエキゾーストポートを上下から包むようにレイアウトされ、排出ガス温度を約100度下げるという。ピストンの内部には、環状の冷却油路を設けてピストンの冷却効果を向上させた。排気バルブの軸にはナトリウムを封入して熱の伝達を早め、冷却水に放熱してノッキングの発生を抑えている。このほかフライホイールも軽量化して、吹き上がりを向上させた。

最大トルクの数値は先代型と同じ40.8kg-mで、発生回転域も2500~4500回転で等しいが、4500回転を超えて7000回転に至るトルクの下降は新型の方が小さい。先代タイプR以上に、幅広い回転域で高いトルクを保てるようにした。

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最終更新:7/27(木) 17:30
オートックワン