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世界文化遺産「三重津海軍所跡」の解説展示、佐野記念館を増床し整備 佐賀

7/27(木) 13:10配信

佐賀新聞

 佐賀市の世界文化遺産「三重津海軍所跡」のガイダンス施設基本計画策定委員会が26日、史跡に隣接する佐野常民記念館であり、市は同館を増床して施設整備する基本計画案を提示した。史跡の価値伝達や来訪のきっかけをつくる情報発信、関連遺産の情報提供の機能を持たせる。

 市はこれまでの委員会で、新設案と記念館活用案を示し、活用案を推していた。史跡に隣接している立地条件などから、記念館の活用を決めた。

 施設では、直接見ることができない地下遺構に関する展示や、海軍所が成立するまでの歴史的背景、造船や修船の活動を解説する。デジタル機器も用い、稼働期のドライドック(乾船渠(かんせんきょ))など地下遺構に関する展示も工夫する。

 この日の委員会では、展示施設の基本方針や展示方針、必要な機能を議論した。委員からは展示方針について「史跡を『正しく伝える』ということを強調してほしい」という意見や、史跡と展示施設の連携を求める意見が出た。委員会で施設に必要な機能を整理し、8月中に基本計画を作る。

最終更新:7/27(木) 13:10
佐賀新聞