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ルノー、ロバート・クビサの今年中のF1復帰を否定。テストは”2018年”に復帰可能かの評価だと強調

7/27(木) 18:55配信

motorsport.com 日本版

 ロバート・クビサは、今週末のハンガリーGP後に行われるインシーズンテストで、初めて現行スペックのF1マシンをテストする機会を得る。

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 こうした動きにより、不調にあえぐジョリオン・パーマーに代わって、彼が今年のシーズン後半にもレギュラードライバーに起用されるのではないかという推測に拍車がかかった。クビサが来月末、夏休み明けのベルギーGPからF1に復帰するという報道さえなされたのだ。

 しかし、ルノーのマネージングディレクターを務めるシリル・アビデブールは、パーマーが夏休み後もシートを維持することを認め、クビサのテスト走行は2018年にF1復帰することができる身体能力を彼が持っているかについて、確認することが目的だと主張した。

「我々は、ジョー(パーマーの愛称)のサポートを続けていく。そして、計画の変更はまったくない」とアビデブールはハンガリーGPに先立ち、motorsport.comに語った。

「我々がロバートと行った2回のテストの後、彼についてさらに”調査”を進めるべきだと感じたのは事実だ。言うまでもなく、我々は2012年のマシンを使って彼のテストを行った。しかしその他にも、メディカルチェックやシミュレーターでの作業などを彼と行った。詳しく述べるつもりはないがね」

「そういった作業をすべてこなした今の時点で、我々は彼が実際に現代F1マシンをドライブできるのか、レースをすることができるのかを詳しく見ていきたいと考えている」

「現行のF1マシンでテストを行うことができる最後の機会が、ハンガリーテストだった。我々はその機会を利用したんだ。だが、これは本当に中長期的なモノなんだ」

「短期的な計画ではない。ドライバーのラインアップを短期的に選択することはできない」

 アビデブールはまた、たとえクビサがハンガリーテストで力強いペースを示したとしても、来年のルノーF1のシートに自動的に座るようなことはないと明言した。

「ロバートは2018年のドライバー候補になるかもしれないが、その前に彼が候補者足り得るか、検討する必要がある。特に、ダウンフォースとパワーが大きいマシンをどう操るのかをもっと見なければならない。なぜなら今のF1マシンは、彼がこれまでドライブしてきたマシンとは全く別物だからだ」

「正直に言って彼がうまくやったとしても、それで彼の2018年のシートが決まるわけではない。我々は、もっと調査を行う必要がある」

Jonathan Noble