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ヤクルト10点差大逆転は史上4例目 今季珍記録連発のプロ野球

7/27(木) 12:10配信

Full-Count

10点差をひっくり返したヤクルト

 ヤクルトは26日、神宮球場の中日戦で、0-10から10点差をはね返して延長10回、11-10とサヨナラ勝ちをした。10点差逆転勝ちはNPB史上最大。これで4例目だ。

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○1949年10月2日 京都・衣笠球場
大映スターズ
109 000 000……10
000 003 431X…11
大陽ロビンス

勝投手 江田貢一 6勝15敗
敗投手 木場巌 2勝4敗
HR【大】藤井勇15号

 1リーグ時代最後の年。大陽ロビンスは、太陽ではなく「大」。「点が取れるように」という縁起担ぎだったが、その甲斐があったか、史上初の大逆転となった。

○1951年5月19日 大分県立春日浦球場
松竹ロビンス
000 011 353……13
034 113 000……12
大洋ホエールズ

勝投手 小林恒夫 5勝3敗
敗投手 林直明 5勝2敗
HR【松】岩本義行9号、小鶴誠8号、9号、小林恒夫1号、【大】矢野純一1号、2号、杉浦清3号、4号、高野裕良2号

 松竹は大陽が名称変更したチーム。小鶴誠、岩本義行、真田重男などのちに野球殿堂入りする大選手が、両方の試合に出場している。セ初の10点差逆転。

○1997年8月24日 大阪ドーム
千葉ロッテマリーンズ
550 000 000 000……10
001 140 301 001X…11
近鉄バファローズ

勝投手 赤堀元之 7勝6敗14S
敗投手 吉田篤史 4勝2敗2S
HR【近】村上嵩幸2号、クラーク17号

 前回の事例から46年後、パ初の10点差逆転勝利。今も現役の福浦和也が8番一塁で先発出場している。

今年だけで10連敗以上が4例

○2017年7月26日 明治神宮野球場
中日ドラゴンズ
030 340 000 0……10
000 000 280 1X…11
東京ヤクルトスワローズ

勝投手 石山泰稚 2勝4敗
敗投手 伊藤準規 0勝1敗
HR【中】藤井淳志3号、【ヤ】中村悠平1号、バレンティン16号、大松尚逸2号

 前回の事例から20年後。セ・リーグでは67年ぶり2例目。延長戦での逆転勝利も2例目。ヤクルトは7回裏の攻撃前まで0-10で、最も遅い回からの大逆転だった。

 大逆転勝利をした3チームのシーズン成績は以下の通り。

1949年大陽ロビンス 8球団中8位
1951年松竹ロビンス 7球団中4位
1997年近鉄バファローズ 6球団中3位

 こうした大乱戦になるのは、投手力が弱いチームが多く、優勝は難しいようだ。ヤクルトも現時点で最下位に沈んでいる。今季は5月7日に阪神タイガースが広島を9点差をはね返して逆転勝利している。9点差の逆転勝利も、6例しかない。

 同じ年に9点差以上の逆転劇が2回演じられたのは史上初。今年は10連敗以上が4例あるなど、珍しい記録が頻発している。これからどんな記録が生まれるだろうか。

広尾晃●文 text by Koh Hiroo

最終更新:7/27(木) 12:10
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