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カブトムシをありがとう 加藤さん(砺波)へ児童からお礼の手紙

7/27(木) 23:11配信

北日本新聞

 庄川挽物(ひきもの)木地の伝統工芸士、加藤秀明さん(74)=砺波市庄川町天正=は、ことし初めて市内の4小学校と福祉施設にカブトムシの幼虫を贈り、児童約130人から感謝の手紙が届いた。加藤さんは「勉強の役に立ててもらえて良かった。今後も続けていきたい」と喜んでいる。

 加藤さんは毎年、作業で出たおがくずでカブトムシの幼虫約千匹を育てている。生き物を大切にして命に感謝する心を育んでもらおうと、10年以上前から市内外の保育所や幼稚園に贈っている。

 ことし5月、加藤さんが保育所に幼虫を寄贈したという新聞記事を見て、いくつかの小学校から問い合わせがあり、初めて児童にも幼虫を贈った。

 鷹栖、出町、砺波東部、庄東の4小学校と、福祉型障害児入所施設の砺波学園に寄贈した。出町と砺波東部の両校では、理科の授業で3年生が幼虫から成虫になる過程を観察。児童からの手紙には「理科が楽しみになった」「初めてカブトムシを見た」といったお礼の言葉や、生き生きとしたカブトムシの絵が描かれていた。

 両校の理科専科講師、津田奈々さんは「みんな興味津々だった。単に教科書で見るよりも勉強になる」と感謝した。

北日本新聞社

最終更新:7/27(木) 23:11
北日本新聞