ここから本文です

那覇空港トラブル:嘉手納基地に着陸した民間機では… 暑い機内に「缶詰め」 4時間半遅れでようやく

7/27(木) 19:10配信

沖縄タイムス

 26日に起きた航空自衛隊F15戦闘機の部品落下トラブルで滑走路が約45分間、閉鎖された那覇空港。欠航や目的地変更などでダイヤが乱れ、機能不全に陥った。観光客がごった返す空港内では発着便の遅れを知らせるアナウンスが鳴りやまず、スタッフらが対応に追われた。米軍嘉手納基地へ代替着陸した乗客らは、予定から4時間以上遅れて到着。出発待ちのロビーでは、大きな荷物を抱えた観光客が疲れた表情で案内板を眺めていた。

【写真】部品を落下した航空自衛隊那覇基地所属のF15戦闘機=26日午後5時ごろ、米軍嘉手納基地

 兵庫県から観光に訪れていた西田里美さん(31)は嘉手納基地で待つ間、「機内のエアコンがつかず暑かった」とぐったりした様子。午前9時55分に那覇空港着の予定が、約4時間半遅れとなり、「予定が狂った」と足早に去って行った。

 岡山県から家族6人で観光に来た男性(42)は、午後は美ら海水族館に行く予定だった。「6時間半も機内で過ごし、到着は4時間半も遅れた。これから行くにも時間的に厳しいし、どうしようか」と肩を落とした。

 那覇空港内は大田昌秀元知事の県民葬に出席する安倍晋三首相の警備で、多くの警察官が警戒。安倍首相が乗った民間機がほぼ定刻通りに到着したことに、長時間の足止めを食らった男性(69)は「首相はパラシュートで降りたのか?  自衛隊と共用する空港の危険性を少しは実感したのでは」と皮肉った。

最終更新:7/27(木) 19:50
沖縄タイムス