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那覇空港で空自機の部品落下、一時閉鎖 8便欠航 到着4時間半遅れも

7/27(木) 7:55配信

沖縄タイムス

 26日午前9時17分に那覇空港を離陸した航空自衛隊那覇基地所属のF15戦闘機が着陸灯の部品を落下し、滑走路が午前9時45分ごろから約45分間、閉鎖された。航空各社によると、那覇発着の旅客機計8便が欠航した。3便が米軍嘉手納基地へ代替着陸し、2便が宮古空港へ目的地を変更。日本トランスオーシャン航空(JTA)の石垣発那覇便と岡山発那覇便は到着が約4時間半遅れた。ダイヤが乱れ、多くの乗客に影響が出た。

那覇空港の滑走路閉鎖に伴って米軍嘉手納基地に着陸するJTA機=26日午前10時45分(読者提供)

 同基地所属のF15は今年1月30日にも、飛行訓練に向かう際にタイヤが脱輪して機体が立ち往生し、滑走路が約2時間閉鎖された。

 那覇基地渉外室によると、落下したのはF15戦闘機の前脚に装備されている着陸灯と呼ばれるライトのガラス製のカバーで、直径約20センチ、重さ800グラム。滑走路南側付近を2機編隊で離陸直後に、後続のパイロットが異変に気付き、安全な空域で確認したところ、カバーの脱落が発覚した。飛行に影響はなかったという。空自はパイロットらから聞き取りを行うなどして、当時の状況を調べている。

 F15は部品を落下した機体と他の8機で訓練を実施していた。滑走路の閉鎖に伴い、全機が嘉手納基地へ予防着陸した。

 他の8機は飛行の安全が確認され、同日午後4時45分ごろまでに、那覇空港に着陸するのが確認された。原因となった機体は細部を点検するために、嘉手納基地に駐機している。

 滑走路が閉鎖された様子を目撃した男性によると、自衛隊員らがバスで滑走路上に移動し、飛散した部品の回収に当たっていたという。

 空自によると、隊員が目視で確認した後、大型の吸引器で路面を吸い取り、細かい飛散物を回収した。

 那覇基地の川波清明司令は「多くの方々にご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。原因を調査し再発防止に万全を期す」とコメントを出した。

最終更新:7/27(木) 8:20
沖縄タイムス