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中国人観光客へ沖縄の店舗情報 スマホ決済の暖遊が進出 誘客・県産品購入を後押し

7/27(木) 9:25配信

沖縄タイムス

 スマートフォン決済アプリを活用して、中国人向けに店舗情報を発信するサービスを展開する暖遊(上海)が沖縄に進出する。中国人35万人が利用する同社のアプリを通して、中国語で商品や店舗の場所などを紹介し、中国からの観光誘客、旅行先での商品購入、帰国後のインターネット通販につなげる。中国人観光客が急増する沖縄の市場性に着目し、8月には那覇市に拠点を構え、県内の契約店舗の増加を目指す。(政経部・照屋剛志)

 暖遊が展開するアプリは、中国人が多く利用するスマホ決済サービスの「WeChatPay(ウィチャットペイ)」「Alipay(アリペイ)」に対応。利用者数を伸ばしている。

 海外を旅行する中国人が増える中、韓国、タイ、ドイツで展開してきた。昨年5月に日本法人を東京に設立。国内の契約店舗は約500店で、4カ国の合計は3500店になる。国内で営業展開していたが、全国的にも中国人観光客の増加率の高い沖縄で、展開を重点化する。

 県内では那覇市を中心にすでに20店が契約しているという。商品やメニュー、店舗の位置情報などを発信。情報は同社が無料で中国語に翻訳している。

 中国人観光客がスマホアプリで決済をすると、周辺の店舗情報を1分以内に通知。興味のある店舗には、ナビゲーションシステムで案内する。

 観光に訪れる前にアプリで商品を購入し、現地で引き受けることもできる。帰国後も商品購入は可能で、固定客につなげることも期待できる。

 観光地情報や、現地の文化や風習なども紹介し、ショッピング以外の楽しみ方も提案する。店舗に契約料や年会費は必要なく、同社はスマホ決済の手数料収入で運営する。

 暖遊日本の桜井吉男代表は「沖縄に根ざし、中国人観光客の誘客と県産品の中国輸出を後押ししたい」と述べた。

最終更新:7/27(木) 9:25
沖縄タイムス