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【あなたは何しに?】イギリスGPの開催契約問題の解決を任されたデビッド・リチャーズ

7/27(木) 14:46配信

オートスポーツweb

 イギリスGPが開催されていたシルバーストンでジャック・ビルヌーブと談笑している紳士がいた。デビッド・リチャーズである。 

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 リチャーズは共同経営者として、1984年にプロドライブのを設立。90年代は世界ラリー選手権にスバルを走らせていたことで有名だが、F1関係者にとっては、ベネトンやBARのチーム運営を行った人物として知られている。ビルヌーブはそのときのドライバーである。

「ジャックとは、彼がBARを離れた後もずっとコンタクトを取り続けており、2013年にはわれわれが参戦していたオーストラリアのV8シリーズのサーファーズパラダイスのレースに、1戦だけ参加してもらったこともある」

 F1のチーム運営を離れた後も、リチャーズはプロドライブのオーナーとして、ル・マンで長年GTカーを走らせてきた。その功績が讃えられ、今年のル・マン24時間レースでは、ル・マン24時間レースを運営するACOフランス西部自動車クラブから、『スピリット・オブ・ル・マン』賞を授与された。

 そのリチャーズがいったい何をしにシルバーストンにやってきたのか?

「じつは、来年の1月からイギリス・モータースポーツ協会の会長になるんだ。だから、これからは自分の会社が参戦しているル・マンだけでなく、イギリスのモータースポーツ発展のために、さまざまなモータースポーツを見ておかなければならない」

 シルバーストンといえば、イギリスGP直前にバーニー・エクレストンとの間で締結されていた開催契約を1年前倒しして2018年限りで終了する決定を下したばかり。「2019年以降のイギリスGPは、開催されるのか?」、「開催されるとすれば、どこで行われるのか?」など、問題は山積している。

 そんな重要な時期に新会長に任命されたリチャーズ。
「確かに大変だが、やりがいのある仕事だ。それより、いったいどうしてしまったよ、ホンダは?」

 65歳を迎えても、ますます元気なリチャーズだった。

[オートスポーツweb ]