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韓国:4-6月期GDP成長率、15年以来の高水準から鈍化

7/27(木) 9:02配信

Bloomberg

韓国の経済成長率は4-6月(第2四半期)に鈍化した。建設投資の伸びが鈍ったほか、輸出量が前期から減少した。エコノミストは成長減速について、堅調だった1-3月(第1四半期)のベース効果によるところが大きく、見通しにとってマイナスの兆候と見なすべきでないと分析した。

韓国銀行(中央銀行)が27日発表した4-6月期の国内総生産(GDP)速報値は前期比0.6%増と、ブルームバーグが調査したエコノミストの予想中央値と一致。1-3月期は1.1%増と、2015年7-9月(第3四半期)以来の高い伸びとなった。4-6月GDPの前年同期比伸び率は2.7%と、市場の予想通りだった。

国会は今月に入り補正予算を可決。政府はこれによるGDPへの寄与度を0.2ポイントとみており、今年の成長率は3%に達すると予想している。

ユジン投資証券のエコノミスト、イ・サンジェ氏(ソウル在勤)は統計発表前に、下期以降に成長が再び加速する可能性があると予想。消費者心理の回復が支出を支えると説明した。同氏はさらに、成長トレンドが18年に入っても続くかどうかは政府による所得主導の成長戦略の成功にかかっているとの見方を示した。

4-6月期の民間消費は前期比0.9%増と、15年以来の高い伸び。政府支出は1.1%、建設投資は1%、設備投資は5.1%それぞれ増えた。一方、輸出は数量ベースで3%減少した。

原題:South Korean Economy Slows From Fastest Expansion Since 2015 (1) (抜粋)

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Jiyeun Lee

最終更新:7/27(木) 10:14
Bloomberg