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【中国】海外ごみ輸入禁止、今年末から実施=国務院

7/28(金) 11:30配信

NNA

 中国国務院(中央政府)弁公庁は27日、廃プラスチックなど資源として再利用できる廃棄物の輸入を、今年末から禁止すると発表した。環境保護強化が狙い。同時に国内で発生するごみの再利用も進めていく。
 国務院によると、中国は1980年代から資源不足の解消を目的に、海外から再利用が可能な固形廃棄物を輸入してきた。一定の管理制度は採っているものの、一部地域や企業では環境保護の意識が低く、このため輸入されるごみが国民の健康や環境に深刻な影響を与えるようになってきている。
 今回発表した「海外ごみ輸入禁止と固形廃棄物の輸入管理制度改革推進の実施方案」によると、今年末までに環境や国民の健康への影響が大きい固形廃棄物の輸入を全面的に禁止する。19年末には、禁止の範囲を国内資源で代替できる固形廃棄物にまで拡大する。
 管理制度としては、今月末までに輸入固形廃棄物の管理リストを作成し、今年末までには生活ごみとして出されるプラスチック、未処理の古紙、繊維くずなどの輸入を禁止する。リスト作成などは環境保護省(環保省)、商務省、国家発展改革委員会(発改委)、税関総署などが担当する。
 同時に19年末までに、段階的に固形廃棄物の輸入量とその種類を減らしていく。この作業も環保省や商務省、発改委などが進める。さらに海外ごみの密輸取り締まりも強化する。
 海外ごみの輸入を制限する一方で、国内の固形廃棄物の再利用も進めていく。15年に2億4,600万トンだった固形廃棄物の回収量を、20年に3億5,000万トンまで引き上げる。この作業は発改委や工業情報省(工情省)、住宅都市農村建設省(住建省)などの担当となる。
 実施方案の詳細は国務院のウェブサイト<http://www.gov.cn/zhengce/content/2017-07/27/content_5213738.htm>で閲覧できる。

最終更新:7/28(金) 11:30
NNA