ここから本文です

【マレーシア】MSPO認証義務化、EU受け入れが前提に

7/28(金) 11:30配信

NNA

 マレーシアのナスルン・マンスル副プランテーション産業・商品相は26日、環境に配慮したパーム油の独自認証制度「マレーシア・サステイナブル・パーム・オイル(MSPO)」の義務化は、欧州連合(EU)が同認証の受け入れを表明した場合に限る方針であることを明らかにした。27日付スターが伝えた。
 ナスルン副プランテーション産業相は、国会での与党議員の質問に答えたもの。MSPO認証取得を国内事業者に義務化するかどうかの判断は、EUが同案件について協議する今年10月以降に行うという。
 MSPOは2015年1月に導入され、現在は自発的な認証取得を求めている段階。政府は、20年までにMSPOの全面適用を目指しており、認証取得の義務化規定導入を検討している。
 欧州議会は今年4月、パーム油の環境・人権問題を理由に、EU加盟国へのパーム油輸入を20年以降、環境破壊や児童労働などの手法が生産プロセスで用いられていないことを示す単一の認証を取得したものに限定すると決議した。マレーシアはこれに対し、MSPOを輸入を認める単一の認証に定めるようロビー活動を行っている。
 ナスルン副プランテーション産業・賞品相によると、欧州に次いでパーム油輸入の多い中国、インドでは認証にこだわる動きはなく、むしろ、より低価格な食用油としてのパーム油需要が高い。

最終更新:7/28(金) 11:30
NNA