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【インドネシア】工業団地内に有名大学院、産学が連携

7/28(金) 11:30配信

NNA

 インドネシアを代表する理工系大学のバンドン工科大学(ITB)が、首都ジャカルタ郊外の工業団地内に新たに開発される総合都市に大学院を開設する。インドネシアの工業団地内に、地元の大学が大学院を設けるのは初めて。日系企業を中心に製造拠点が集積する工業団地で、産学連携に向けた取り組みとなる。
 ITBが大学院を設置するのは、西ジャワ州ブカシのMM2100工業団地に開発される総合都市「ファサンタ・イノパーク」(開発総面積100ヘクタール)。地元不動産開発会社シリウス・スルヤ・セントサが、第1期(12ヘクタール)に20兆ルピア(約1,670億円)を投じてオフィスビルやアパート、4つ星ホテル、商業施設など17棟の建物を建設、ITBの大学院「ITBテクノパーク・ブカシ」はその一角につくられる。第1期工事は、来年初めに着手、2020年の完成を予定している。
 ITBのカダルサ学長は、同大学が国内産業に付加価値を与える研究成果を生み出す人材を輩出するような教育機関になることを目指していると表明。ファサンタ・イノパークでの大学院開設がその第一歩になると強調した。
 MM2100工業団地の開発運営会社ブカシ・ファジャール・インダストリアル・エステートの小尾吉弘社長は「ITBで学ぶインドネシア人が研究開発や設計を手掛けた製品が、将来的に、MM2100工業団地内の工場で製造されるようになってほしい」と期待を表明した。

最終更新:7/28(金) 11:30
NNA