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96歳元兵士の手記がインターネット公開に 抗日戦争の記憶も/台湾

7/28(金) 18:29配信

中央社フォーカス台湾

(花蓮 28日 中央社)東部・花蓮県豊浜郷に住む96歳の退役軍人の手記が、読む価値のある資料として、インターネットで公開されることになった。使用済みのカレンダーを裏返して綴じた手製ノートに手書きされたもので、内容はさまざま。かつて日本軍を相手に戦い、銃弾を浴びた時の心境などもつづられている。

中国大陸四川省生まれの李基森さんは18歳で従軍。1949年、28歳の時に、当時の国民党政権とともに台湾に渡った。1994年から花蓮で暮らし始めたが、数年前に結婚した中国大陸籍の妻とは離婚調停中で、子どももいない。一人暮らしの余暇にと、長年にわたって手記を書き続けてきた。すでに、自伝や雑記、旅行記など10冊以上に及んでいる。

花蓮県で退役軍人の関連業務をつかさどる同栄民服務処は、李さんの文章を整理し、フェイスブックや関連ウェブサイトなどに毎日連載する意向で、これを機に、一般の人々が動乱の時代を生きた元兵士について理解を深めてくれればと期待を示している。

(李先鳳/編集:塚越西穂)