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弁当・総菜の天神屋 大鉄と連携し経営再建

7/28(金) 7:58配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 弁当・総菜チェーンの天神屋(静岡市駿河区)がエクリプス日高(北海道新ひだか町)の完全子会社になったことが27日、関係者への取材で分かった。エクリプス日高が第三者割当増資を引き受けた。同社傘下の大井川鉄道(島田市)と連携した新商品開発などで収益性を高め、経営再建を目指す。

 エクリプス日高が投入した資金は、資本金5千万円に加えて運転資金や保有資産維持に伴う貸付金など総額約20億円とみられる。政府系ファンドの地域経済活性化支援機構(東京都)が再生を支援した。

 天神屋は今後、全国的に知名度が高い大井川鉄道のSLに関連した土産物の製造委託などで協業を模索する。主力のおにぎりの改良や地場食材を使った弁当など新商品開発に取り組む。一部の店舗で導入している朝食の新メニュー提供も拡大し、競合するコンビニ店との差別化を強化する方針。

 天神屋は1954年に創業した。ピーク時には県内全域で約100店を展開し、100億円を売り上げていたが、コンビニ店との競争激化で業績が悪化し、不採算店舗の閉鎖による経営効率化を進めていた。

 現在は静岡市内のほか、新東名高速道路の商業施設「ネオパーサ」などに約30店を出店。2017年1月期の売上高は約27億円。

静岡新聞社