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【台湾】信義房屋、マレーシア子会社を設立

7/28(金) 11:30配信

NNA

 不動産仲介台湾大手の信義房屋仲介は26日、マレーシアの首都クアラルンプールに子会社を設立した。海外拠点は中国と日本に続く3カ国目。周俊吉董事長は、マレーシア子会社について「東南アジア市場で存在感を示し、今後、アジア全域に展開する足掛かりとしたい」との考えを明らかにした。経済日報が伝えた。
 マレーシア子会社の名称は「シンイ・リアルティー(中国語:信義房屋馬来西亜、大馬信義)」。海外不動産投資に関心のある台湾顧客の潜在ニーズを掘り起こすとともに、現地不動産デベロッパーと提携してマレーシアでの不動産開発を進め、受託管理から代理販売までワンストップでのサービスを提供する。
 信義房屋によると、マレーシア政府は2020年までにクアラルンプールを、海外メディアが発表する「世界の住みやすい都市トップ20」にランクインすることを目標に掲げており、都市開発分野に1,720億リンギット(約4兆4,600億円)を投資する方針。またクアラルンプールとシンガポールを結ぶ高速鉄道(HSR)を26年に開業する計画で、公共インフラ整備による不動産市場の活性化も見込んでいる。
 周董事長は、「15年のクアラルンプールでの年間不動産取引量は約1万件にとどまり、年々減少傾向にある。外国人による投資減が主因だ」と指摘した上で、「当社は子会社設立を機に、自らクアラルンプールでも不動産開発を手掛け、台湾人顧客に良質の物件を提供するだけでなく、マレーシア人の投資需要の開拓にも注力する」と説明した。
 信義房屋は1993年、中国上海市に子会社の「上海信義房屋中介諮詢」を設立し、上海市や江蘇省蘇州市、浙江省杭州市で直営の仲介店舗計126店を展開。不動産開発も主力事業に位置付けており、上海市嘉定区では中国で初めてとなる開発案件の高層集合住宅「信義嘉庭」を販売した。10年には日本法人の信義房屋不動産(東京都渋谷区、日本信義)を設立し、東京で仲介6店、大阪で1店を展開している。

最終更新:7/28(金) 11:30
NNA

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