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中嶋勝彦 GHCヘビーV7! ケイジの怪物パワー粉砕

7/28(金) 6:04配信

デイリースポーツ

 「プロレス・ノア」(27日、後楽園ホール)

 GHCヘビー級選手権試合が行われ、王者の中嶋勝彦がブライアン・ケイジの挑戦を退け、故三沢光晴さんに並ぶ歴代5位タイの7度目防衛に成功した。

 中嶋は、身長182センチ、体重120キロの分厚い筋肉で覆われた肉体を持つケイジの怪物的なパワーに大苦戦。その場飛びのムーンサルトプレスなどのアクロバティックな技だけでなく、怪力を生かした多彩で独創的な技に圧倒されながら、得意のキックで対抗する。

 完璧に決めた必殺のヴァーティカルスパイクもカウント2で返すケイジの驚異的なタフさにも苦しめられたが、終盤、雪崩式脳天砕き、ハイキックをたたみ掛け、この試合2度目のヴァーティカルスパイクを放って仕留めた。22分超の大熱戦に場内は熱狂。引き上げていくケイジには惜しみない拍手が送られた。

 試合後は、元ノア練習生のエディ・エドワーズがリング上に現れて挑戦をアピール。中嶋は「来たのはアンタだけかよ」と、他に名乗り出る者がいなかったことに不満をもらしたが、「アンタとはよく戦ったね。久しぶり、そして、お帰りなさい。でも、そんな簡単に手に入る代物じゃねえんだ。アンタはよく分かるだろう、これのすごさを。でも、アンタなら何も文句はないよ」と、その場で受諾した。

 インタビューでは、「本当にベルトがオレのもとに戻ってきてうれしいです。ブライアン・ケイジ戦、いろんな意味で目が覚めましたね」と、苦しい戦いを振り返った中嶋。「次の挑戦者、エディ・エドワーズ、彼に何も文句はない。でもよ、上がってきたのはアイツだけかよ」と、再び不満をあらわにし、「オレがもっとこのベルトを輝かせて、オレは本当にやりたいヤツ、そいつを振り向かせるまでこのベルトを守り続ける。そうじゃないとオレの本当のスタートは始まらねえ」と言葉に力を込めた。

 杉浦貴から王座を奪取した中嶋の7度の防衛戦の相手は鈴木みのる、マサ北宮、杉浦貴、潮崎豪、モハメド・ヨネ、小峠篤司、ブライアン・ケイジ。中嶋の言う「本当にやりたいヤツ」は、そこに名前のないノアのリーダー丸藤正道と思われる。その願いを実現させることができるだろうか。