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IBMの新メインフレーム「z14」、3つの新たなライセンスモデル

7/28(金) 8:09配信

ITmedia エンタープライズ

 日本IBMは7月27日、メインフレーム「IBM Z」の最新製品「IBM z14」を報道陣向けに披露した。リアルタイムの機械学習、クラウド連携のほか、EUで2018年5月に施行される一般データ保護規則(GDPR)などのコンプライアンス順守を支援する、ハードウェアによる100%データ暗号化を特徴としており、120億件/日を超える暗号化トランザクション処理が行えるとしている。

【メインフレームの最新製品「IBM z14」】

 同日行われた記者会見では、製品の特徴が説明されたほか、IBM Z担当ゼネラル・マネージャーのロス・マウリ氏が新たなソフトウェアライセンスモデル「IBM Z コンテナ・プライシング」を説明した。

 このライセンスモデルは、アプリケーションコンテナを意識したもので、利用目的に合わせた以下の3つが導入されるという。マウリ氏は、これを「デジタル時代のワークロードに即した価格設定」だと述べた。価格については「個別見積もり」(日本IBM)という。

・新サービス提供向け:クラウドからオンプレミスへのアクセスや、オンプレミス上の新規アプリなどの利用状況に応じた課金体系
・アプリケーション開発、テスト向け:従来月額料金のまま、利用可能な処理能力が3倍になるライセンス
・金融機関向け:大量かつ少額の決済サービスでの取引額に応じて従量課金されるライセンス

 このほか、7月27日から2017年9月末まで、IBM z14の最小構成を特別価格で提供するとともに、z14を購入した顧客に対し、「全方位データ暗号化」「IBM Machine Learningによる機械学習」「ブロックチェーン活用」の3つの用途について、技術支援サービスを無償提供する特別プログラムを開始することも発表した。

 機械学習については、メインフレームに蓄積された基幹データの分析を行いたいユーザー向けに、業務課題と解決策を検討するコンサルティングサービス「機械学習スタート・ワークショップ(半日)」と、Machine Learning Hubでのワークショップ(2日)を無償で提供する。

 また、ブロックチェーンを活用したビジネスを目指すユーザー向けに、IBM Bluemix上でのハンズオンを行いながら、ブロックチェーンの構成要素を理解する「ブロックチェーンスキル習得支援サービス」も有償で提供するという。