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ダル、日本人ワースト1試合10失点に「トレードの話があったからこうなってしまった」

7/28(金) 6:33配信

スポーツ報知

◆レンジャーズ10―22マーリンズ(26日・アーリントン)

 【アーリントン(米テキサス州)=盆子原浩二】トレードの去就がうわさされるレンジャーズのダルビッシュ有投手(30)が26日(日本時間27日)、本拠のマーリンズ戦で2本塁打含む9安打で自己ワーストだけでなく、日本人投手ワーストの10失点。5連敗で自己最多タイの9敗目となった。4回、「6番・右翼」に入ったマ軍イチロー外野手(43)との2度目の対決で適時二塁打を浴びたのをきっかけに、この回1イニング8失点の屈辱となった。

 1試合10失点。日米を通じ初の屈辱にダルビッシュは試合後、こうまとめた。「トレードの話があったからこうなってしまったって変に理由をつけて、なかったことにします」。自虐的なコメントがショックの大きさを表した。

 1回に2本のソロを浴びたものの3回まで2安打2失点。「自分としては今日もいいかなと思っていた」。ところが、4回先頭のオズナに浴びた二塁打をきっかけに次打者にも左前安打。ここで3年ぶりの対戦となったイチローに「甘いスライダーを1球で仕留められた」と、右中間適時二塁打でまず1点。2死後にもゴードン、スタントンに適時安打を続けられ、満塁からオズナに右中間三塁打。この回7点を許して今季最短降板すると、いつもは温かい地元ファンからもブーイングを浴びた。

 「走者を置いた場面で打者をねじ伏せるベストな男」とバニスター監督が評する投球が影を潜めた。2番手ジェフレスも2ランを浴びて、過去の日本人メジャーが誰も喫していなかった1試合10失点となった。

 ウェーバーなしで交換トレードができる今月末の期限が迫る中、自身の去就報道が過熱。周囲の雑音に思いを巡らせることもあったという。「(4回だけ)投げたい球じゃなかったのをしっかりとらえられて、それをひきずってしまった。イチローさんというよりもその前の2人に打たれてあれっというのがあった」

 ダニエルズGMが、対価に見合うトレードなら交渉を受け入れるとの報道もあり、ドジャース、カブス、ヤンキース、アストロズなどが獲得候補と取りざたされている中、この日はナショナルズ参戦の可能性との一報も加わった。「明日がまた来る。また次に向けて準備をしないと試合に投げられませんから」。まずは自身ワーストとなった連敗を5で止めることに専念しなくてはならない。

最終更新:7/28(金) 6:33
スポーツ報知