ここから本文です

巨人・マギーの二塁いつまで 故障のリスクと隣り合わせの超攻撃的布陣

7/28(金) 16:34配信

東スポWeb

 巨人が27日の広島戦(京セラドーム)に4―3で逆転勝ち。連敗を3で止めると同時に今季ここまで全敗だった木曜日の試合に11戦目で初勝利。そんななか、気がかりなのは肉体的負担の大きい二塁での先発起用が続くケーシー・マギー内野手(34)の今後だ。前日26日は試合中に左足がつって途中交代。幸いにも大事には至らなかった模様で、この日も「2番・二塁」でスタメン出場したが、ベンチは故障のリスクと隣り合わせの超攻撃型オーダーをいつまで続けるつもりなのか。難しい判断を迫られている。

 3連戦の最後で何とか一矢報いた。4回表までに1―2とリードを許したが、その直後の攻撃で右中間を深々と破る阿部の2点適時二塁打などで3点を挙げて逆転。投手陣の踏ん張りでその後の反撃を1点でしのぎ、連敗を食い止めた。投打がかみ合う展開に試合後は由伸監督の頬も緩み「なかなか追いついても逆転できない試合が多かった。まず上にいるチームに近づいていきたい」と前を見据えた。

 ただ、強打の助っ人の起用には頭を悩ませることになりそうだ。中軸を担うマギーは26日の試合で二塁打を放った際、走塁中に左足がつるアクシデントで代走が送られた。本人が軽症を強調した通り、この日の試合前はフルメニューの練習をこなし、指揮官も「特に問題はなかったので」とスタメンで送り出した。

 しかし、チーム内にはマギーの状態を不安視する声が少なくない。スタッフの一人も「足がつったのは(本職の)三塁とは守備範囲も動きも違う不慣れな二塁で、少なからず負担が増えていった影響があるのでは」と指摘する。由伸監督ら首脳陣が最も恐れる最悪のシナリオは故障からの長期離脱。加えて、マギーと並んでベテランの阿部と村田もほぼ出ずっぱりの状態が続いている。首脳陣も残り試合を今の攻撃重視の布陣だけで乗り切れるとは踏んでいないが、ではどのタイミングで切り替えるのか。そこが難しくなってくる。

 村田真ヘッドコーチはマギーの二塁起用について「今は打つ方だけを考えて組んでいる。守備範囲(の狭さ)は俺らも目をつぶっている。(守備の負担が大きい?)それは今後考える。ミスが多くなって(肉体的にも)しんどくなったら考える」としたが…。それはマギーがミス連発の末に左太ももに危険信号を“発信”した、まさに今なのかもしれない。

 確かに現状で最も得点を叩き出す可能性がある“ベストメンバー”はマギー、阿部、村田のトリプル起用に違いない。一方でこのまま使い続けてパンクされては元も子もないし、いつまでもこの3人がフル出場を続けられるわけもない。山本の二塁でのスタメン起用やギャレットの昇格など、ベンチワークの手腕が問われる状況となっている。

 この日のマギーはマルチ安打をマークした6回に代走を送られてお役御免となった。由伸監督ら首脳陣の選択は果たして――。

最終更新:7/28(金) 17:50
東スポWeb

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合10/19(木) 9:30