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【阪神】岩田、背水今季初登板で676日ぶり勝利「野手にめちゃくちゃ感謝しています」

7/28(金) 7:04配信

スポーツ報知

◆阪神10―3DeNA(27日・甲子園)

 676日ぶりに手にしたウィニングボールを、岩田は恥ずかしそうに見つめた。5回2失点で15年9月20日のヤクルト戦(甲子園)以来の白星。「フラフラのピッチングで勝たせてもらえて、本当に申し訳ない。野手にめちゃくちゃ感謝しています」。喜びより反省の言葉が次々と口をついた。

 初回1死から連打を浴びると、2死二、三塁から後藤への初球が痛恨のタイムリー暴投となった。2回も先頭・梶谷を四球で歩かせ、1死二塁から倉本に適時打を許した。「力みがすごかった。このまま終わってしまうんじゃないか…という不安もあった」。引退の覚悟を持って臨んだ背水のマウンド。7回裏には40分間の雨天中断もあったが、勝利の女神は最後に優しくほほ笑んだ。

 この日は自身と同じ「1型糖尿病」の患者10組20人を甲子園に招待していた。昨季は病気と闘う“仲間たち”を励まそうにも、自身がずっと2軍暮らしに終わり、かなわなかった。「今日はたまたま登板と重なって『おっちゃんでも頑張っているんだよ』というところが見せられてよかった」と胸をなで下ろした。

 長期ロード出発前に甲子園での連敗を4で止め、2位タイに浮上した。金本監督は「2軍で気持ちを切らさず調整してきてくれてよかった」と、岩田の復活を喜んだ。だが、33歳左腕は「こういう内容を繰り返すとチャンスはなくなるし、そこは反省しないと。次は内容のいいものを見せていきたい」とさらなる快投を誓った。(表 洋介)

最終更新:7/28(金) 8:36
スポーツ報知

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