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前場の日経平均は3日ぶり反落、2万円割れる ハイテク株安が重荷

7/28(金) 11:55配信

ロイター

[東京 28日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比85円10銭安の1万9994円54銭となり、3日ぶりの反落。2万円を割れて午前の取引を終了した。米国市場でナスダック総合<.IXIC>が下落したことを受けハイテク関連株が売られ、全体相場の重しとなった。

米長期金利は上昇したものの、前日に下落した金融セクターはマイナス圏で推移。銀行株などバリュー株への資金シフトも限定的だった。

TOPIXは0.19%安で前引けを迎えた。東証1部の前場の売買代金は1兆2000億円強に上った。東京エレクトロン<8035.T>とソフトバンクグループ<9984.T>の2銘柄の下落が、日経平均に対して約61円の押し下げ要因となった。また日経平均ボラティリティー指数<.JNIV>が14ポイントに接近するなど急伸。7月12日以来、2週ぶりの高水準を付けた。

個別銘柄では東芝<6502.T>が8%を超す下落。同社は8月1日付で東証2部降格となり、日経平均構成銘柄からも除外となる。東芝の代わりに日経平均への採用が決まっているセイコーエプソン<6724.T>は一時7%高となったが、全体相場に対しては指数連動型のパッシブ系ファンドにエプソン株を組み入れるための資金をねん出する目的の売り観測も出た。

市場では「ハイテク株に利益確定売りが出ているが、国内企業の決算自体は一言でいえば良好で、コンセンサスを上回るところも多い。為替は程よい水準にあるとみることもでき、当面、日本株は米ナスダック指数と連動した動きが見込まれる」(SBI証券・投資調査部長の鈴木英之氏)との声が出ている。

東証1部の騰落数は、値上がり766銘柄に対し、値下がりが1098銘柄、変わらずが156銘柄だった。

最終更新:7/28(金) 11:55
ロイター