ここから本文です

日経平均は3日ぶり反落、ハイテク株安が重し 日経平均2万円割れ

7/28(金) 16:06配信

ロイター

[東京 28日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日ぶり反落。終値で節目の2万円を下回った。米国市場でナスダック総合<.IXIC>が下落したことを受け値がさハイテク関連株が売られ、全体相場の重しとなった。米長期金利は上昇したものの、銀行株などバリュー株への資金シフトも限定的だった。後場は週末を控えた手じまい売りが出たほか、今晩の米国株市場に対する警戒感も高まり、下げ幅を拡大する展開だった。

TOPIXは0.35%安で取引を終えた。東証1部の売買代金は2兆7735億円強と高水準だった。決算発表を受けた個別銘柄の売買が活発化したほか、大引けで指数リバランスに伴う売買も発生した。

東京エレクトロン<8035.T>、SCREENホールディングス<7735.T>、ソフトバンクグループ<9984.T>などテクノロジー系銘柄の下げがきつく、投資家心理を冷ました。日経平均ボラティリティー指数<.JNIV>は一時14.9ポイントまで急伸。7月10日以来の高水準を付けた。市場では「ハイテク株安が相場の足を引っ張った。日経平均は2万円台のチャート上のフシ抜けができなかったため、昨年12月から今年3月のレンジ上限となる1万9500円付近まで調整を入れる可能性がある」(証券ジャパン調査情報部長の大谷正之氏)との声が出ていた。

個別銘柄では日産自動車<7201.T>が反落した。27日発表した2017年4―6月期の減益決算を嫌気した。原材料費の高騰や米国市場での販売費用拡大などが響いた。据え置きとなった通期予想に対する営業利益の進ちょく率が22%と低調だったほか、北米の減益幅が大きかったことも懸念された。半面、オムロン<6645.T>は大幅高。27日に発表した2017年4─6月期の連結業績(米国会計基準)で、営業利益が前年比2.3倍の226億円と好調だった。同時に発表した自社株買いも材料視された。

東証1部の騰落数は、値上がり807銘柄に対し、値下がりが1087銘柄、変わらずが128銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      19959.84 -119.80

寄り付き    20048.46

安値/高値   19926.6─20056.16

TOPIX<.TOPX>

終値       1621.22 -5.62

寄り付き     1624.22

安値/高値    1617.62─1625.2

東証出来高(万株) 202809

東証売買代金(億円) 27735.14

(河口浩一)

最終更新:8/4(金) 20:59
ロイター