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【石川】日本航空石川、延長11回サヨナラ 上田「決めたらヒーロー」V打

7/29(土) 8:03配信

スポーツ報知

◆全国高校野球選手権石川大会 ▽準決勝 日本航空石川8x―7星稜=延長11回=(29日・石川県立)

 石川、富山ともに準決勝が行われた。石川大会は、日本航空石川が昨夏王者・星稜に延長11回、8―7でサヨナラ勝ちし、2年連続3回目の決勝進出を決めた。ノーシードの遊学館は6―1で寺井を下し、2年ぶりの甲子園切符に王手をかけた。富山大会は、高朋の強力打線が大爆発。計16安打を放ち、10―9で富山国際大付との打撃戦を制し、初めて決勝に駒を進めた。春夏連続の甲子園出場を狙う高岡商は、6―2で新湊を下した。両大会決勝はきょう29日に行われる。

 サヨナラのホームに頭から滑り込んだ2番・山上祐大捕手(3年)に日本航空石川ナインが駆け寄った。11回1死一、二塁。4番・上田優弥左翼手(2年)は打った瞬間にサヨナラを確信した。「ここで決めたらヒーロー。俺が決めるしかないと思った」。値千金の左越えサヨナラ打。185センチ、95キロの“能登の怪物”が英雄になった。

 1年前のリベンジを果たした。昨夏決勝で星稜に6回まで3点リードしながら逆転負け。この日は2―7で迎えた8回裏に、原田竜聖三塁手(2年)の左翼場外3ランで同点に持ち込んだ。公式戦初本塁打の原田は「(本塁打を)打ったことはなかったけど、入ったと思った」と喜んだ。

 先発右腕の佐渡裕次郎(3年)の力投にナインが奮起した。9回に強襲ライナーが左足首に直撃したが、マウンドに立ち続けた。「すべてをぶつけるつもりで全力で投げた」と11回170球を投げ抜き、試合後は病院に直行。中村隆監督(33)は「このチームは佐渡のチーム。よく投げてくれた」とエースをねぎらった。

 昨夏は準優勝。昨秋もセンバツ出場をかけた北信越大会準決勝で福井工大福井に8―10で敗れ、2季連続で甲子園まで「あと1勝」で届かなかった。主将の三桝(みます)春樹中堅手(3年)は「2度悔しい経験をしているので雰囲気も分かっている。ここまで来たら、野球を楽しみたい」。3季連続で手にかけた頂点。今度こそ、その手でつかんでみせる。(勝田 成紀)

最終更新:7/29(土) 8:14
スポーツ報知

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