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若き才能にチャンスを。テレビ“っぽくない”深夜ドラマへの挑戦「下北沢ダイハード」ができるまで

7/28(金) 9:14配信

BuzzFeed Japan

7月21日にスタートした深夜ドラマ「下北沢ダイハード」が「脚本がすごい」「昔のテレビっぽいおもしろさ!」と話題を呼んでいます。

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「下北沢で起きた人生最悪の1日」をテーマに、小劇場で活躍する人気劇作家11人が各話の脚本を書き下ろし。

シチュエーションも役者も毎話異なる、何が起こるかわからない1話完結型のオムニバスドラマです。

第1話は「裸で誘拐された男」。タイトルからしてヤバいですが内容もすごかった……。

いろいろあって全裸でスーツケースに入ってしまった男が、ちょっとした手違いで「身代金の入ったスーツケース」として誘拐犯のもとへ運ばれる羽目に。絶体絶命のピンチ……一体どうなる!?

まぁ、こんな風に説明してもわけがわからないと思うので(いやでも本当に、字面のとおりなんです)ぜひ見てほしいのですが、たった30分のドラマの中で二転三転。予想外のラストに着地します。1話完結なのできちんとオチが付いて気持ちがいいです。

演劇界の才能&深夜ドラマの化学反応。BuzzFeed Newsは、この企画を産んだテレビ東京の濱谷晃一プロデューサーにお話を聞きました。

寄りで見ると悲劇、引きで見ると喜劇

――1話からすっごくおもしろかったです! 濱谷プロデューサーが長年あたためていた企画とおうかがいしました。

「下北沢ダイハード」の前身として、最初は「すすきのダイハード」という企画が頭にあったんです。

すすきのの風俗ビルが火災にあい、中にいる風俗嬢と客がなんとか脱出しようと必死で奮闘する。

当人たちにとっては「タワーリング・インフェルノ」(1974年制作、パニック・ムービーの金字塔)なんだけど、外から見ると「な~に仕事サボって風俗行ってんだ」ってツッコミたくなっちゃう、そんなギャップをやりたかったんです。ただまぁ、なかなか地上波向けの内容にならないなと(笑)。

この「寄りで見ると悲劇、引きで見ると喜劇」なコンセプトは何か生かしたかったんですよね。1シチュエーションで人間の悲喜こもごもを表す、1話完結のオムニバス。

それなら、普段自分が好きでよく観ている、小劇場演劇を手がける劇作家の人たちに頼むのはどうだろう、とひらめいたんです。

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最終更新:7/28(金) 11:17
BuzzFeed Japan